よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 全国がん登録及び院内がん登録における課題と対応方針 中間まとめ(案) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34654.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第24回 8/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

・ 国外の利用者については、国民の権利利益の保護等の観点から、日本が加盟する国
際機関又は相当の公益性があると認められる者であって、適正な安全管理体制や利用
者の外形的な信頼性・実績の有無等の要件を満たす者とするべきである。
○ 審査に当たっては、利用目的、利用の態様、提供依頼申出者及び国外の利用者の体制、
安全管理に係る事項等を十分に検討するとともに、国外の利用者ががん登録推進法に
基づく安全管理措置等について十分に理解・実施できるよう、国内の提供依頼申出者
が責任を持って説明やフォローアップ等の対応を行うことを利用規約に明記するこ
とや、提供依頼申出者に対して、国外の利用場所における安全管理体制や、利用場所
で適用される個人情報保護法制又は規約等について必要な説明を求めることなど、運
用面での取扱いにおいても、十分に国民の権利利益の保護が図られるよう留意する必
要がある。また、国民還元の観点から、研究ホームページ(日本語)等、一般の市民
が確認できる場所において、全国がん登録データベースを用いた情報の提供を受ける
調査研究の内容及び目的、個人情報の取扱い、研究の成果等について利用者が適切に
情報公開することにより、国民に対する説明を推進するべきである。
○ 加えて、国内の提供依頼申出者が、国外での利用における安全管理についても、共同
で責任を負うことを利用規約等で明確にするとともに、国外の利用者についても安全
管理措置が遵守されるような実効性確保のための措置、及び国外の利用者についても、
知りえた情報を不当な目的で使用した場合や、安全管理措置等のがん登録推進法の規
定に違反した場合について、実効性を担保する措置を設けるべきである。

12