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オミクロン株の特性を踏まえた保健・医療提供体制の対策徹底について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 オミクロン株の特性を踏まえた保健・医療提供体制の対策徹底について(3/2付 事務連絡)《厚生労働省》
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(1)高齢者施設等において感染が発生した際の感染制御や業務継続の支援体
制の強化について
○ 「高齢者施設等における感染制御及び業務継続の支援のための都道府県に
おける体制整備や人材確保等に係る支援について」(令和3年2月 10 日付
け事務連絡)でお示ししているとおり、感染制御及び業務継続の両面に係る
支援が可能な専門のチームが、感染が一例でも確認された場合に、早期に電
話等による相談を行い、必要に応じて専門家等の派遣等を行う体制を構築い
ただいているが、高齢者施設等からの連絡・要請に対し、24 時間以内にす
べて対応できるよう、改めて体制について確認し、必要な体制を拡充するこ
と。


なお、高齢者施設等での感染拡大を防ぐため、「介護現場における感染対
策の手引き」に基づき、基本的な感染防止策を徹底するとともに、感染流行
地域では面会の実施に当たってオンラインによる実施も含めた対応を検討
すること。

(2)医療スタッフの派遣など施設内療養及び退院患者の受入にかかる環境整
備について
○ 今般の感染の急拡大に伴い、専門家の派遣を含めた高齢者施設等における
医療体制の強化に加え、退院患者の受入体制の強化を行う必要があることか
ら、衛生主管部局及び介護保険担当主管部局で連携するとともに、関係団体
や高齢者施設等とも連携し、高齢者施設等における体制の強化を進めること。


具体的には、(1)の感染制御及び業務継続支援の初動の後にも、継続し
て、医師や看護師等の医療チームによる往診・派遣体制が組まれ、高齢者施
設等において必要な医療が提供されることが重要であることから、こうした
医療チームの体制を組んでいただくこと。
その際、例えば、行政が一定の圏域ごとに施設等への医療チームの派遣に
協力している医療機関を指定する、あらかじめ施設と医療機関等で医療チー
ムの派遣について取り決めをしておく等により、地域の実情に応じた方法に
より体制を整えておくこと。また、衛生主管部局及び介護保険担当主管部局
が確実に連携をし、高齢者施設等が相談できる窓口を一元化すること。



さらには、高齢者施設等の施設内での療養者に対して、新型コロナウイル
ス感染症の治療薬が発症後速やかに投与できるよう、例えば、治療薬の対応
機関登録を受けた医療機関の医師による往診体制の構築、医師が属する施設
における治療薬の対応施設登録など、地域の実情に応じた方法により治療薬
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