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オミクロン株の特性を踏まえた保健・医療提供体制の対策徹底について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 オミクロン株の特性を踏まえた保健・医療提供体制の対策徹底について(3/2付 事務連絡)《厚生労働省》
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(2)療養解除後の患者の受入先の確保について
○ 後方支援医療機関については、「新型コロナウイルス感染症から回復した
患者の転院を受け入れる後方支援医療機関の確保について」(令和3年5月
11 日付け事務連絡)でお示ししているとおり、新型コロナ患者を受け入れ
る病床の稼働率の向上のため、新型コロナウイルス感染症から回復したもの
の、引き続き入院管理が必要な患者を受け入れる後方支援医療機関の確保を
進めてきていただいたところであるが、現下の高齢患者が増加している状況
において、更なる確保に努めていただきたいこと。確保した後方支援医療機
関については、リストを作成し、次の(3)のシステム等を活用して、重点
医療機関等に示すこと。
(3)転院・入院のためのシステムの構築について
○ コロナ病床の最大限の活用のため、コロナ確保病床並びに(1)及び(2)
で確保いただく早期退院患者や療養解除後の患者の受入を行う病床の状況
が、地域の関係者間で共有されており、効果的な転院・入院の仕組みが構築
されていることが重要である。
これまでも「今夏の感染拡大を踏まえた今後の新型コロナウイルス感染症
に対応する保健・医療提供体制の整備について」
(令和3年 10 月1日付け事
務連絡)でお示ししてきており、47 の都道府県で「回復患者等の後方支援医
療機関等への転院調整の仕組みを構築」していただいているところではある
が、一元的な転退院調整の仕組み、体制等(例えば、転院調整のために転院
元の医療機関や都道府県がリアルタイムに転院先の受入可否や、受入患者数、
受入可能患者数等を確認できるシステムを構築する、転院支援チームを県庁
に配置する等)を確実に構築いただきたいこと。




臨時の医療施設・入院待機施設の整備促進について
臨時の医療施設・入院待機施設については、保健・医療提供体制確保計画に
基づき、整備を進めてきていただいてきたが、オミクロン株による感染拡大が
急であったことや、運営に必要となる医療人材の確保を含め開設準備に一定
程度時間を要すること等を踏まえ、先手先手の準備をお願いしてきた。



さらには、2月8日事務連絡により、要介護高齢者の入院が多い、また、今
後増加していくことを見込み、臨時の医療施設・入院待機施設においても、看
護補助者を配置すること等を進めていただくことや、酸素配管等により酸素
療法を提供することも検討いただいてきた。

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