よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


ヒアリング資料4 特定非営利活動法人 日本高次脳機能障害友の会 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34626.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第34回 8/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

現場で工夫している事例について
(事例2)就労継続支援B型事業所における廃材を活用した商品開発の試みについて 【視点1・3】
事例提供:脳損傷友の会高知青い空

就労継続支援B型事業所青い空では、地域のガス会社と提携し使用期限の切れたガスメーターの解体作業等を行ってい
る。ガスメーターを解体すると、銅や鉄、プラスチックなど様々な素材が抽出され、それを売ることで僅かな利益を得ることが
できる。しかし、その中でも、買い取りが難しい「廃材」は、ゴミ処理場等を活用し有料で廃棄していた。
廃材の廃棄に料金がかかるという課題に対して、就労継続支援B型事業所青い空では、「廃材materialに生命を。」をコン
セプトとして、日々の作業の中から出る廃材をそのまま廃棄するのではなく素材(マテリアル)としてリユース・アップサイクル
する活動に取り組んでいる。ブランド名を「Pallet」と名付けて、ネットショップを中心にマテリアルを活かした作品の販売を
行ってる(参考資料9)。就労継続支援B型事業所青い空の新たな作業種目として創作活動が加わることによって、楽しみや
やりがいを見出す利用者も多くなり、作業の選択肢が増えることで、サービスの質を向上させる一助にもなっている。また、
廃材の廃棄にかかる費用の節約にもなっている。

13