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ヒアリング資料5 一般社団法人 日本筋ジストロフィー協会 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34228.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第30回 7/21)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細)
1 病棟入所者への支援
(1) 療養介護病棟への人員の増配
【意見・提案を行う背景、論拠】
・ 感染症対策のための面会、外出・外泊の制限が長期に及んでいた施設もあり、病棟はこれまで以上に
人手不足が深刻化し、入所者、職員ともに大きなストレスがかかる状況下にある。
・ 入所者がQOLの改善を求めるのも気が引け、職員も入所者に寄り添えない状況となりつつあると認識している。
・ 長期間、このような状態が続くことは、様々な形の虐待を生む可能性が高まる環境にある。
【意見・提案の内容】
・ 上記課題を解決するために、療養介護病棟職員の人員増配を喫緊に行う必要があり、具体的に状況を把握し
て頂くために現場を視察いただき実態把握の上、改善に必要な人員の増配を図ることが必要と考えている。
・ 生活環境や望まない場面での異性による介助の問題等も生起しないよう、又患者の尊厳保持の観点からも性
別を意識した人員増配の検討も必要と考えている。
(2) ICT機器を活用できる人員の配置
【意見・提案を行う背景、論拠】
・ コロナ禍等で家族との面会を含めた外部の人とのコミュニケ―ションの機会が完全に断たれ、精神疾患になる
者もいる。
・ 各療養介護病棟にはICT環境(11頁目参考資料参照)は整っているものの、指先などが辛うじて動く筋ジストロ
フィー患者は、介助なしで機器の操作ができない。
【意見・提案の内容】
・ 上記課題を解決するためにはICT機器の活用ができる作業療法士などのリハ担当職員、指導員や保育士等の
人員を増やす必要があり、ICT機器の教育機会を職場にて設ける事、又ICT機器関連資格者の優遇等の検討が
必要と考えている。
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