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2016年11月16日(水)
[診療報酬] 年間販売額1,500億超などで薬価50%引き下げ 薬価部会
- 厚生労働省は11月16日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、「高額な薬剤への対応」に関して議論した。近年、革新的ではあるが単価が高く、効能・効果の追加や用法・用量の拡大で大幅に市場が拡大する薬剤がみられる。こうした薬剤に対して、次期薬価改定まで薬価を維持することによる医療保険財政への影響が大きいため、緊急的な対応を講ずることとなった。 今回、厚労省は「薬価に係る緊急的な対応」を提示。・・・
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2016年11月16日(水)
[診療報酬] オプジーボの算定薬価、変化率は50%減 中医協・総会
- 厚生労働省は11月16日、中央社会保険医療協議会の総会を開催し、(1)薬価専門部会からの報告、(2)2016年度緊急薬価改定―を議論した。 (1)で、厚労省は2016年10月5日と同日に開催した薬価専門部会で検討された▽最適使用推進GLの医療保険制度上の取り扱い(p9参照)▽薬価に関する緊急的な対応(p4~p8参照)―を報告した。 (2)では、2016年度緊急薬価改定の(i)対象品目、(ii)算定、(iii)告示および適用時期―を・・・
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2016年11月09日(水)
[医薬品] 外国平均価格調整に関しても抜本的見直しが必要 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月9日、「中央社会保険医療協議会」の総会を開催し、「医薬品の薬価収載」などを議論した。 厚労省は、今回承認された「トルツ皮下注80mgシリンジ」などについて説明。8月24日の中医協総会では外国為替の影響で外国平均価格調整の結果、80mg1ml1筒あたり24万5,873円と高額となり、条件付で薬価収載を承認した。その後、条件付きで承認されたことを理由に製薬企業が申請を取り下げた。今回、為替レートの変更で最・・・
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2016年11月09日(水)
[医療機器] 高額医療機器の検討開始を了承 中医協・総会2
- 11月9日の「中央社会保険医療協議会」の総会では、「医薬品の薬価収載」のほか、(1)DPCにおける高額な新規の医薬品などへの対応、(2)高額な医療機器を用いる医療技術の費用対効果評価、(3)その他―について議論した。 (1)に関して、厚生労働省は2016年8月26日と9月28日に新たに効能が追加された医薬品、2016年9月28日に公知申請が受理された医薬品、2016年11月18日に薬価収載を予定している医薬品のうち18成分27品目に関・・・
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2016年11月09日(水)
[医薬品] 新医薬品23成分35品目の薬価収載を承認 中医協・総会3
- 11月9日の中央社会保険医療協議会の「総会」で、新たに薬価収載が承認された医薬品は、次の23成分35品目(2016年11月18日収載予定)(p3~p4参照)。(1)精神神経用剤(小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性用薬)『エビリファイ錠1mg』(大塚製薬)(2)血圧降下剤(高血圧症用薬)『ミカトリオ配合錠』(日本ベーリンガーインゲルハイム)(3)高脂血症用剤(ホモ接合体家族性高コレステロール血症用薬)『ジャクスタ・・・
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2016年10月25日(火)
[医薬品] オプジーボの薬価引き下げ率、25%はあくまでルール 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は10月25日の閣議後の会見で、高額薬剤「オプジーボ」の薬価引き下げ率に対して言及した(p2参照)。 「オプジーボ」の薬価引き下げ率に関し、基本ルールでは最大25%とされているところ、一部の諮問機関では50%の引き下げが提案されており、対応について問われた塩崎厚労相は、「何となくオプジーボが悪者になっているが、むしろ抗がん剤としては非常に有効な薬であることを改めて認識いただきたい。・・・
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2016年10月19日(水)
[診療報酬] 患者申出療養、適格基準変更は再考すべき 中医協・総会
- 厚生労働省は10月19日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器及び臨床検査の保険適用、(2)先進医療会議の検討結果の報告、(3)患者申出療養評価会議からの報告、(4)診療報酬基本問題小委員会からの報告―を議論した。 (1) について、新たに保険収載(2016年12月収載予定)される医療機器(区分C1:1製品)は次のとおり(p137~p141参照)。【区分C1・新機能】●中心静脈へ挿入留置し、薬剤の注入な・・・
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2016年10月19日(水)
[経営] 医療経済実態調査、有効回答率の向上案を提示 調査実施小委
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- 中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会(第43回)診療報酬基本問題小委員会(第181回 10/19)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医療保険
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2016年10月14日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(10月17日~10月22日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月17日~10月22日)(10/14)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年10月05日(水)
[診療報酬] 最適使用GLは投薬と管理の要件を分けるよう要望 薬価専門部会1
- 厚生労働省は10月5日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、(1)最適使用推進ガイドライン(GL)の医療保険制度上の取り扱い、(2)最適使用推進GL、(3)高額な薬剤への対応―について議論した。 (1)に関し、今年度はオプジーボ点滴静注とレパーサ皮下注(これらの類薬を含む)のGLを試行的に作成する(p10参照)。 厚労省は今回、「GLの医療保険制度上の取り扱い案」を提示。最適使用GLが作成される医・・・
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2016年10月05日(水)
[診療報酬] 緊急的薬価の見直しは、企業の自主公表額で算定 薬価専門部会2
- 10月5日の中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」ではこのほか、「高額な薬剤への対応」を議論した。 厚労省は高額な薬剤に対する「今後の検討の方向性」を提案。具体的な論点として、(1)緊急的な対応を講ずる薬剤の対象範囲、(2)緊急的な対応を講じる場合―の算定方法と示した。 (1)に関し、今回の緊急的な対応は薬価改定のルール外の対応を講ずるものであり、従来の仕組みの考え方を踏まえた一定の範囲で対応するこ・・・
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2016年09月30日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(10月3日~10月8日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月3日~10月8日)(9/30)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 先進医療の臨床検査を新たに保険適用 中医協・総会1
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、(1)医療機器及び臨床検査の保険適応、(2)先進医療会議の検討結果の報告、(3)診療報酬改定結果検証部会からの報告、(4)2016年度DPCに係る定例報告、(5)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間、(6)医療経済実態調査、(7)最近の医療費の動向―を議論した。 (1)で、新たに保険収載(2016年12月収載予定)される医療機器(区分C1:1製品)は次・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 2015年度医療費の伸びはC型肝炎治療薬が影響 中医協・総会2
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「総会」で、(1)2016年度DPCに係る定例報告(p194~p195参照)、(2)新たに向精神薬に指定される内服薬の投薬期間(p196~p206参照)、(3)医療経済実態調査(p207~p208参照)、(4)最近の医療費の動向(p209~p278参照)―についても議論している。 (1)では、毎年10月1日に実施する地域医療指数(体制評価指数)などの確認(定例報告)に関して、2016年度診療報・・・
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2016年09月28日(水)
[診療報酬] 2016年度調査の調査票を承認 結果検証部会
- 厚生労働省は9月28日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬改定結果検証部会」を開催し、「2016年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2016年調査)の調査票案」を議論した。特別調査は診療報酬改定の結果検証のために行うもの。全9項目あり、2016年度はこのうちの5項目を実施する。 厚労省は今年度実施する、(1)夜間の看護要員配置における要件等の見直しの影響及び医療従事者の負担軽減にも資するチーム医療の実施状況・・・
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2016年09月23日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(9月26日~10月1日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月26日~10月1日)(9/23)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年09月14日(水)
[医薬品] 製薬業界は議論の必要性認識も、期中改定は反対 薬価専門部会
- 厚生労働省は9月14日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、関係業界からの意見聴取を行った。意見聴取を行ったのは(1)日本製薬団体連合会、(2)米国研究製薬工業協会(PhRMA)、(3)欧州製薬団体連合会―の3団体。 高額薬剤「オプジーボ」の薬価については、期中引き下げなどの特例的対応の検討を行うことが前回会合で了承されている。「オプジーボ」は、効能・効果などの拡大によって市場が拡大したが、201・・・
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2016年09月09日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(9月12日~9月17日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(9月12日~9月17日)(9/9)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年08月24日(水)
[医薬品] 厚労省が「ニボルマブ」など3品目の副作用を報告 中医協・総会1
- 厚生労働省は8月24日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。副作用に関して、(1)ソホスブビルの脳血管障害の関連症例、(2)レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビルの脳血管障害の関連症例、(3)ニボルマブの前治療歴があり、EGFR-TKI投与後に間質性肺疾患を発症した症例―について報告した。 (1)に関し、厚労省はC型肝炎ウイルの治療薬の「ソホスブビル」の脳血管障害に関する副作用報告が計25症例あり、このう・・・
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2016年08月24日(水)
[医薬品] 高額薬剤の緊急的対応、対象薬剤の要件を提案 薬価専門部会1
- 厚生労働省は8月24日、中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」を開催し、「高額な薬剤への対応」を議論した。 (1)に関し、7月27日の中医協・総会では、「当面の対応」として、年内を目途に2016年度薬価改定での価格の再算定の検討に間に合わなかった薬剤で、かつ、効能・効果等の拡大により大幅に市場が拡大した、「オプジーボ」について、薬価に関する特例的対応に一定の結論が得られるよう、検討を進めることが了承され・・・
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2016年08月24日(水)
[医薬品] 通常改定以外の期中改定を含めての検討を提案 薬価専門部会2
- 8月24日の中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」では、このほか、「高額な薬剤への対応」に関し、薬価にかかる緊急的な対応について、「価格の再算定(引き下げ)」などを議論している。 高額薬剤の「オプジーボ」に関連して、厚労省は年間販売額が予想販売額の一定倍数を超えた場合(予想年間販売額の2倍以上、かつ、年間販売額が150億円超等)などに、薬価改定時に価格を引き下げる【市場拡大再算定】を実施していること・・・
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2016年08月24日(水)
[医薬品] 診療側は期中改定に反対、厚労省は個別対応と説明 薬価専門部会3
- 8月24日の中央社会保険医療協議会の「薬価専門部会」では、このほか、「高額な薬剤への対応」に関し、厚労省の提案に対して、委員が意見を表明している。 松原謙二委員(日本医師会副会長)は「再算定は全額でラインを引いている。企業がその額を気にしているとも聞く。必要な患者に薬剤が供給されない場合もあるのではないか。国民が使いたい良い薬を、治療薬がない人に供給してほしい」と懸念を表明した。 幸野庄司委員(健・・・
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2016年08月24日(水)
[医薬品] 新医薬品9成分15品目の薬価収載を承認 中医協・総会2
- 8月24日の中央社会保険医療協議会の「総会」で、新たに薬価収載が承認された医薬品は、次の9成分15品目(2016年8月31日収載予定)。(1)抗てんかん剤(他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者に対する抗てんかん薬との併用療法用薬)『ビムパット錠50mgなど』(ユーシービージャパン)(2)抗パーキンソン剤(レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動[w・・・
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2016年08月24日(水)
[医療機器] 区分C1・C2、14製品の9月からの保険適用を了承 中医協・総会3
- 厚生労働省は8月24日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年9月に収載される予定の医療機器14製品(p46~p47参照)の保険適用を了承した。 新たに保険適用される医療機器14製品(区分C1:3区分9製品、区分C2:4区分4製品)は次のとおり。【区分C1・新機能】●気道確保を目的に使用する「AERO気管・気管支用ハイブリッドステント」(スーガン):保険償還価格・14万8,000円(p48~p50参照)●薬液や栄養剤の投与・・・
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2016年07月27日(水)
[医療改革] 高額薬剤、市場規模の拡大に対応する制度構築へ 中医協・総会1
- 厚生労働省は7月27日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。効能追加などでの市場の大幅拡大による「高額な薬剤への対応案」として、(1)薬価制度改革に向けた対応、(2)当面の対応―の2点を提案し、いずれも了承された。 (1)に関し、薬価は類似薬効比較方式を原則とし、比較薬が存在しない場合は原価計算方式で薬価を算定している。しかし、厚労省は近年、抗体医薬品などの単価が高く市場規模が極めて大きい薬剤があり・・・
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