-
2007年11月12日(月)
国立がんセンターによる情報提供、低い認知度 がん対策世論調査
-
内閣府は11月12日に、がん対策に関する世論調査の報告書を公表した。この調査は、がん対策に対する国民の意識を把握して、今後の施策の参考にするため、全国の20歳以上の者3000人を対象に行われた(p7参照)。
調査結果によると、「がん」についての印象は、「こわい」とする者の割合が65.1%となっている(p8参照)。また、国立がんセンターがインターネットで「がん情報サービス」を提供していることを知っているか・・・
-
2007年09月10日(月)
肺がん検診の現状や事業評価、精度管理について議論 厚労省検討会
-
厚生労働省が9月10日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、肺がん検診の現状や事業評価、精度管理について議論された。
資料では、(1)岡山県における肺がん検診の現状(p4~p13参照)(2)肺がんCT検診の有効性評価研究(p14~p17参照)(3)大分県における肺がん検診受診率の状況(p18~p23参照)―などがまとめられている。
また、肺がん検診に関する論点では、肺がん検診の対象となる・・・
-
2007年08月27日(月)
がん検診受診データをホームページで公表 モデル事業実施要綱案
-
厚生労働省が8月27日に開催した「がん検診事業の評価に関する委員会」で配布された資料。この日は、がん検診実施体制強化モデル事業の実施要綱案が公表された。
このモデル事業は、市町村が実施するがん検診の受診者数・要精検率・がん発見率などのデータを収集し、データベースを構築、それをホームページに公表するために行われる(p67~p69参照)。
前回会合では、がん検診は「有効なもの(エビデンスがあるもの)を」・・・
-
2007年06月26日(火)
肺がん検診の実施状況や有効性の評価について検討開始 厚労省検討会
-
厚生労働省が6月26日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、肺がん検診の実施状況等や有効性の評価について議論された。
がん対策基本計画には、がん検診の受診率を50%以上にするという目標が掲げられているが(p7~p11参照)、2005年度の肺がん検診受診率は22.3%だった(p39参照)。
現在の肺がん検診は、ガイドライン(p55~p83参照)に基づいて、40歳以上を対象に、「問診」「胸部・・・
-
2007年06月26日(火)
市町村がん検診の受診率向上と事業評価への取組に着手 厚労省委員会
-
厚生労働省が6月26日に開催した「がん検診事業の評価に関する委員会」の初会合で配布された資料。この検討会は、市町村事業におけるがん検診の受診率向上と精度管理・事業評価に向けた取組のあり方について検討を行う目的で設置された(p5参照)。
この日は、がん検診の現状についてまとめた資料が提示され(p21~p51参照)、都道府県や保健所、市町村、検診実施機関など、異なる立場の委員からプレゼンテーションが行わ・・・
-
2007年05月18日(金)
がん対策推進基本計画の事務局案を提示 厚労省
-
厚生労働省が5月18日に開催した、がん対策推進協議会で配布された資料。この日は、がん対策推進基本計画の事務局案が提示された(p3~p31参照)。
事務局案では、すべてのがん診療連携拠点病院において、5年以内に五大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)に関する地域連携クリティカルパスを整備すること等の数値目標が示されている(p19~p20参照)。がん検診の受診率については、5年以内に50%以上を目標・・・
-
2007年03月28日(水)
がん対策推進のための提言を公表 厚労省
- 厚生労働省が3月28日に公表した「がん対策の推進に関する意見交換会」の提言書。同検討会では、がん患者やその家族・がん医療従事者・有識者などから、今後のがん対策のあり方について意見交換を重ねてきた。その結果として、今回の提言がまとめられている(p1参照)。提言では、がん予防について、たばこ対策の推進やがん検診の普及啓発、受診勧奨等の取り組みを推進すべき、としている(p2~p3参照)。また、がん医療につ・・・
-
2007年03月16日(金)
基本健康診査の受診率は43.8%で、2年連続の減少
- 厚生労働省が3月16日に公表した「平成17年度地域保健・老人保健事業報告の概況」。同事業報告は、老人保健、健康増進、精神保健福祉などの実施状況をとりまとめ、地域保健施策に役立てるために毎年作成されるもの。平成17年度の基本健康診査の受診率は43.8%となっており、2年連続で減少していることがわかった(p12参照)。また、がん検診の受診率については、胃がん、肺がんは前年より低下した一方、大腸がん、子宮がん、乳・・・
-
2007年03月08日(木)
胃がん検診は従来通り毎年継続 厚労省中間報告
- 厚生労働省が3月8日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、中間報告書の案が提示された。同案では、胃がん検診を隔年で実施すると、単に受診率が半減する可能性があるとの指摘があることから、現時点では毎年検診を続けるとしている(p14参照)。また、対象年齢は従来どおりの40歳以上で、検査方法については胃エックス線検査を実施するとした(p15参照)。その他、市町村事業におけるがん検診・・・
-
2007年02月05日(月)
胃がん検診骨子案を公表、胃内視鏡検査導入を検討
- 厚生労働省が2月5日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、中間報告書の骨子案が提示された。骨子案では、胃がん検診のスクリーニング検査の方法として、(1)胃X線検査(2)胃内視鏡検査(3)ペプシノゲン法(4)ヘリコバクターピロリ抗体法―について、検査のメリットやデメリットがまとめられている(p24~p25参照)。胃内視鏡検査については、「胃X線検査に比べて発見率が高く、より大きな死亡率・・・
-
2006年12月20日(水)
日本対がん協会が低い受診率と精度管理について指摘 がん対策意見交換会
- 厚生労働省が12月20日に開催した「がん対策の推進に関する意見交換会」で配布された資料。この日は、20の学会等からヒアリングが行われた。この中で、日本対がん協会は、受診率低調の原因として「がん検診費用の一般財源化(1998年)と自治体の財政難」「健診にインセンティブが働いていない」と指摘し、精度管理が軽視されている実態を示した(p20参照)。また、四病院団体協議は、緩和ケアチームによる緩和ケア外来の兼務に・・・
-
2006年10月27日(金)
半数以上の女性が乳がん検診の経験なし 意識調査結果
-
- 「第2回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果《三菱総合研究所》
- 発信元:株式会社三菱総合研究所 カテゴリ: 調査・統計
-
2006年09月26日(火)
胃がん検診義務化でも検診費用・医療費の合計変わらず 厚労省検討会
- 厚生労働省が9月26日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、胃がん検診の対象年齢や受診率の高い自治体の取り組みなどについて、研究者や地方自治体の担当官からヒアリングを行った。資料では、(1)X線検査による胃がん検診の性別・年代別・受診間隔別の有効性に関する検討について(坪野吉孝教授・東北大学公共政策大学院)(p4~p13参照)(2)胃がん検診の受診率向上の取り組み(山形県健康福祉部・・・
-
2006年07月28日(金)
がん検診に関する検討会(第12回 7/28)《厚労省》
- 厚生労働省が7月28日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、胃がん検診の実施状況や胃がん検診の有効性の評価について議論が行われた。資料では、(1)胃がん検診の現状等(p4~p20参照)(2)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン(p21~p45参照)についてまとめられている。胃がん検診の平成16年度の受診率は12.85%となっており、平成15年度と比較して0.48ポイント下がっている・・・
-
2006年03月29日(水)
平成16年度 地域保健・老人保健事業報告の概要(3/29)《厚労省》
- 厚生労働省が3月29日に公表した「平成16年度地域保健・老人保健事業報告の概要」。同事業報告は、老人保健、健康増進、精神保健福祉などの実施状況をとりまとめ、地域保健施策に役立てるために毎年作成されるもの。平成16年度に全国の保健所及び市区町村が実施した栄養指導や運動指導などの健康増進関係事業の被指導延人員は、昨年より0.3%減少し、約793万人だった。そのうち、栄養指導については0.4%増加している・・・
-
2006年02月27日(月)
がん検診に関する検討会(第11回 2/27)《厚労省》
- 厚生労働省が2月27日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、大腸がん検診の見直しについてまとめられた中間報告書案が提示された(p3~p22参照)。現在実施されている検診および精密検査の方法、検診受診率の向上策などを示した上で、それに対する提言が記載されている。大腸がん検診は、大腸がんの早期発見・治療を目的として、老人保健法に基づき市町村単位で平成4年度から実施されてきた。しかし・・・
-
2005年09月27日(火)
全国介護保険・老人保健事業担当課長会議(9/26)(3)《厚労省》
- 9月26日に開催された厚生労働省の「全国介護保険・老人保健事業担当課長会議」で配布された資料のうち、介護予防事業に係る市町村介護保険事業計画に関する報告書(案)。同報告書は、地域支援事業において実施される介護予防事業のあり方の検討成果をまとめたもので、(1)市町村介護保険事業計画(介護予防事業部分)の概要(2)事業計画策定の手順および介護予防事業の評価(3)事業計画とまちづくり・地域づくり―の3章にまとめ・・・
-
2005年02月28日(月)
平成15年度地域保健・老人保健事業報告の概要《厚労省》
- 2月28日に開催された厚生労働省の「平成15年度地域保健・老人保健事業報告の概要」。平成15年度に全国の保健所及び市区町村が実施した健康増進関係事業の被指導延べ人員は、昨年より5.9%増加し、約796万人だった。そのうち、栄養指導が最も多く566万人となっている。また、がん検診の受診率については、「肺がん」が最も多く23.7%、次いで「大腸がん」「子宮ガン」の順に多い。
-
2004年09月02日(木)
マンモグラフィによる乳がん検診実施状況等の調査結果について《厚労省》
- 厚生労働省が9月2日に公表した「マンモグラフィによる乳がん検診実施状況等の調査結果」についてまとめた資料。平成16年3月末時点のマンモグラフィによる乳がん検診の実施状況は、総回答数3155市区町村に対して、「実施している市町村」が1839市町村で、実施割合は58.3%となっている。実施状況を地域別に見ると、北海道が最も高く79.2%。一方、最低は中国地方で28.4%となっている。
-
2004年04月27日(火)
全国老人保健事業担当者会議①(4/27)《厚労省》
- 厚生労働省が都道府県の老人保健事業の担当者を集めて開催した全国会議で配布された資料。この日は、歯周疾患検診の対象年齢を、これまでの40歳及び50歳の者に加えて、「60歳及び70歳の者」にも拡大したことが報告されている。また、がん検診については、「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の新旧対象表が示されている。乳がん検診及び子宮がん検診についても、がん検診に関する検討会の中間報告が提示されると・・・
-
2004年03月18日(木)
がん検診に関する検討会(第6回 3/18)《厚労省》
- 厚生労働省が3月18日に開催した「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、同検討会の中間報告書が提示され、概ね了承された。中間報告書では、検診の見直し項目として、①乳がん検診はマンモグラフィによる検診を原則とし、対象は40歳以上とする②子宮頸部がん検診は対象年齢を20歳以上とする─ことなどが示されている。
-
2004年03月12日(金)
がん検診に関する検討会(第5回 3/12)《厚労省》
- 3月12日に開催された厚生労働省の「がん検診に関する検討会」で配布された資料。これまでの議論をまとめた資料が提示されており、乳がん検診について、対象を40歳以上とし、全患者にマンモグラフィによる検診を実施することなどが記されている。そのほか、西川参考人(ジョンソン・エンド・ジョンソン)から、米国の乳がん検診率がなぜ高いのかについてまとめた資料が発表されている。
-
2004年02月26日(木)
がん検診に関する検討会(第4回 2/26)《厚労省》
- 厚生労働省の「がん検診に関する検討会」で配布された資料。この日は、聖マリアンナ医科大学の今村助教授からマンモグラフィの撮影装置と精度管理に関する資料が提示された。現在日本で使用されているマンモグラフィの撮影装置のうち約半数が日本医学放射線学会の示した仕様基準を満たしていないことなどが示されている。また、東北大学大学院の大内教授からは、乳房撮影を用いる乳がん検診の利益と被爆によるリスク、50歳未満の適・・・
-
2004年02月26日(木)
平成14年度地域保健・老人保健事業報告の概要(2/26)《厚労省》
- 厚生労働省が2月26日に公表した「平成14年度地域保健・老人保健事業報告」の概要。同事業報告は、老人保健、健康増進、精神保健福祉などの実施状況をとりまとめ、地域保健施策に役立てるために毎年作成されるもの。老人保健事業では、基本健康診査受診率の年次推移などがまとめられており、がん検診では大腸がんの受診率が17.1%と過去5年で最高を記録したことが示されている。
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。