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2011年06月28日(火)
[医療保険] 免除証明書提示できず一部負担支払った被災者は還付申請を
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- 東日本大震災により被災した被保険者に対する一部負担金等の免除措置に係る7月1日以降の取扱いの周知について(6/28付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: 医療保険
具体的には、7月1日から免除を受けるためには被保険者証と免除証明書が必要という内容で、全国の医療機関に・・・
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2011年06月28日(火)
[医療保険] 7月1日から一部負担免除には証明書必要、被災者に周知徹底を
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厚生労働省は6月28日に、「東日本大震災による被災者に関する一部負担金等の取扱い(周知)」に関する事務連絡を発出した。被災者の保険医療機関等における一部負担金等の免除については、6月21日に発出された同取扱い(その9)等で既に示されている。今回の事務連絡は、7月1日以降の保険医療機関等の窓口での取扱いについて、周知徹底を図るため、改めて発出されたものだ。
具体的には、平成23年7月1日からは、保険医療機関等・・・
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2011年06月24日(金)
[診療報酬] 内用薬192品目、注射薬114品目、外用薬24品目を新たに薬価収載
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厚生労働省は6月24日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関する通知を発出した。
今回は、内用薬192品目(p5~p12参照)、注射薬114品目(p12~p17参照)、外用薬24品目(p17~p18参照)を薬価収載している。資料では、診療報酬上、加算等の対象になる後発医薬品か否かも示されている。
これに伴い、(1)オメプラゾール錠10mg「TSU」(2)ラベプラゾールナトリウム錠10mg「タイヨー」(3)パクリタキセル注・・・
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2011年06月24日(金)
[後期高齢者] 平成23年3月現在の後期高齢者医療制度加入者は1434万人
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厚生労働省は6月24日に、平成23年3月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について加入者数を5歳刻みで集計し毎月報告しているもの。
事業月報によると、平成23年3月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1434万1186人(対前年同月比3.2%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は41万4805人となっている。100歳以上の被保険者数は4万6322人であった。また被扶養者であった被・・・
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2011年06月22日(水)
[薬価] 原価計算方式の係数見直し案を厚労省が提示 薬価部会
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厚生労働省が6月22日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、平成23年度薬価調査について部会として了承したほか、医療上必要な医薬品の薬価や、新薬の価格算定における原価計算方式など、次期薬価制度改革に向けた議論を行った。
医療上必要な医薬品については、安定的に供給するために薬価の下支えが行われている。具体的には、(1)保険医療上の必要性が高い(2)薬価が著しく低額なため、製造販売・・・
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2011年06月22日(水)
[材料価格] 23年度の材料価格調査を了承 材料専門部会
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厚生労働省が6月22日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、23年度の保険医療材料価格調査を部会として了承したほか、材料価格制度改革に向けた議論を行った。
材料価格制度改革については、今後のスケジュールが厚労省当局から示されている(p3~p4参照)。7月頃に海外材料調査の結果報告が行われ、9月には業界からのヒアリングを経て、具体的な議論を詰めていく。11月には改革の骨子を固・・・
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2011年06月22日(水)
[診療報酬] 医療経済実調のミス受け、検証組織を設置 中医協総会
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厚生労働省が6月22日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療経済実態調査の調査票誤送付問題や、22年度改定(前回改定)の結果検証調査について議論したほか、23年度の薬価調査・保険医療材料価格調査の実施を了承した。
医療経済実態調査については、「震災復興に尽力しなければならない」との指摘が診療側委員から出るなど、実施の可否を含めて検討されたが、6月3日の総会で「東日本大震災の被災地に最大・・・
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2011年06月21日(火)
[医療保険] 特例法による医療保険特例、ホットスポットからの避難者も対象
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- 「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律等における医療保険関係の特例措置について」の一部改正について(6/21付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 カテゴリ: 医療保険
震災の被災者に対しては、特例法の基づき医療保険制度上の特例措置が設けられている。今回の通知では、その特例措置の対象者に、「原子力災害対策本部長により、事故発生後1年間の積算放射線量が20mSvを超えると推定されるとして特定した住居(特定避・・・
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2011年06月21日(火)
[医療保険] 特定避難勧奨地点からの避難者、一部負担金等の免除対象に
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厚生労働省は6月21日に、「東日本大震災により被災した被保険者に対する一部負担金等の免除等の取扱いについて」の一部改正に関する通知を発出した。
東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律(震災特例法)を受け、国民健康保険制度においても一部負担金の免除や、入院時食事療養費等の標準負担額免除などの取扱いがなされている。対象となるのは、地震・津波の被害が甚大であった地域や、福島原子力・・・
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2011年06月21日(火)
[医療保険] 特定避難勧奨地点からの避難者も7月1日以降は免除証明書必要
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- 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて(その9)(6月診療等分及び7月以降の診療等分の取扱い)(6/21付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医療保険
今回の事務連絡は、6月14日に発出された同取扱い(その8)について、一部改正を行っている。具体的には、7月1日から窓口負担免除には保険者から交付された免除証明書の提示が原則として必要となるが、その対象者に、「特定避難勧奨地点に居住しているため、避難を行っている者・・・
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2011年06月21日(火)
[診療報酬] レセプト情報提供、7月から事前相談開始し10月下旬に実施予定
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厚生労働省が6月20日に開催した、レセプト情報等の提供に関する有識者会議で配付された資料。この日は、レセプト情報等の提供に向けたスケジュール案が厚労省から示されたほか、模擬申出・審査などが行われた。
厚労省のスケジュール案によると、7月下旬から事前相談を開始し、10月頃まで事前審査を行ったうえ、10月下旬に有識者会議を開き、実際にレセプトデータ等が提供されることになる(p115参照)。
会合では、松田・・・
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2011年06月20日(月)
[レセ開示] 患者の同意あれば、医療機関の確認とらず保険者がレセ開示可
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厚生労働省はこのほど、「診療報酬明細書等の被保険者等への開示について」の一部改正に関する通知を発出した。
保険者によるレセプトの開示については、過去の長い議論を経て、平成17年に厚労省保険局長から「開示請求者とレセプトに記載されている者の同一性を確認すること」「主治医に判断を求めること」などの要件を課したうえで、開示を認める通知が出されている。一方、中医協等の議論を踏まえ、レセプト並みの領収書・・・・
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2011年06月20日(月)
[医療保険] 生計維持者が行方不明、事実確認に必要な書類・方法示す
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- 東日本大震災により主たる生計維持者の行方が不明となった場合の一部負担金等の免除にあたっての確認方法について(6/20付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: 医療保険
事務連絡では、主たる生計維持者の行方が不明となった事実を確認できる書類としては、(1)「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律」の規定に基づき、行方不明となった者の死亡推定の特例を適用し、支給決定された公的給付等の支給決定・・・
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2011年06月17日(金)
[医療保険] 震災から3ヵ月行方不明の場合、3月12日に健保の資格喪失
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厚生労働省は6月17日に、東日本大震災に起因する行方不明者の被保険者資格及び医療給付の取扱いに関する事務連絡を発出した。このたびの地震・津波等により多くの方が行方不明となっている。しかし、行方不明が死亡と直結するわけではないので、被保険者資格や埋葬料をどう取扱えばよいのか疑義が生じている。
そこで厚労省は、行方不明者の被保険者資格などについて現時点の考え方を整理している。
震災特例法では、3月11日・・・
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2011年06月17日(金)
[診療報酬] 療養病棟の医療の質、年々改善する傾向に 慢性期分科会
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厚生労働省が6月17日に開催した、診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、認知症患者の評価や、医療の質の検証について議論を行った。
認知症対策については、厚労省の精神・障害保健課から、「新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム」の状況(p4~p16参照)や、「精神病床における認知症入院患者に関する調査概要」(p17~p40参照)が報告された。
検討・・・
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2011年06月16日(木)
[診療報酬] 薬価基準におけるスプリセル錠の使用上の留意事項を変更
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厚生労働省はこのほど、「スプリセル錠20mg及び同50mgの薬事法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項通知の一部改正」に関する通知を発出した。
白血病の治療薬であるスプリセル錠については、同日に薬事法上の効能・効果が変更された。これに伴い、薬価基準における「留意事項」が変更されたもの。具体的には、従前の留意事項における(1)本剤の効能・効果はイマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病である(2)使用上の注意に「・・・
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2011年06月16日(木)
[医薬品] エプタコグ アルファとバルプロ酸ナトリウム、正式に保険収載
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厚生労働省はこのほど、公知申請に係る事前評価が終了し、薬事法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱いについて通知を発出した。
海外等で一定の評価がなされている適応外薬については、国内での治験をせずとも、公知(海外での知見など)に基づいて薬事法上の承認を受けることができる。いわゆるドラッグ・ラグを解消するために、平成22年8月の中医協総会において、公知申請の事前評価を終えた段階・・・
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2011年06月14日(火)
[国保] 宮古市では8月、南三陸町では9月から一部負担免除には証明書必要に
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- 一部の市町村に住所を有する市町村国保及び後期高齢者医療の被保険者に係る一部負担金等免除証明書の取扱いについて(6/14付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 国民健康保険課 カテゴリ: 医療保険
厚労省は5月2日付の通知「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律等における医療保険関係の特例措置について」で、国保および後期高齢者医療においては、原則として平成23年7月1日から一部負担金の免除にあたって保険者が発行する免除・・・
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2011年06月14日(火)
[医療保険] 福島県飯舘村国保などの一部負担免除、期間終了まで証明書不要
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- 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る一部負担金等の取扱いについて(その8)(6月診療分等及び7月以降の診療分等の取扱い)(6/14付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医療保険
今回は、一部負担金免除の取扱いについて連絡している。震災によって一部の市町村の保険者機能が麻痺していたことなどから、医療機関等の窓口負担(一部負担金)免除については、6月まで特段の被災証明などは求められていなかった。しかし、保険者機能が徐々に回復してきたこと・・・
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2011年06月14日(火)
[診療報酬] 6月診療分は概算請求不可が原則だが、柔軟な取扱いも
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厚生労働省は6月14日に、東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震に関する診療報酬等の請求の取扱い(6月診療等分)に関する事務連絡を発出した。
今回は、6月診療分について「原則として概算請求は認めない」旨を連絡している。ただし、通常のレセプト請求が困難な場合には「審査支払機関に相談すること」ともあわせて連絡しており、厚労省は柔軟な取扱いをする考えに変更はないようだ(p1参照)。
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2011年06月13日(月)
[DPC] 高額薬剤の1SDルール、緩やかにすることも検討 DPC分科会
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厚生労働省が6月13日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、高額薬剤の取扱いなどについて、ヒアリングが行われた。
DPCでは薬剤費が包括されているため、高額な新薬を包括範囲に含めると医療機関側の持ち出し(実際の医療資源投入量が、包括点数を上回る)が生じてしまう。そこで、一定の基準を超える場合には次期改定まで当該新薬を出来高評価とするルールが設けられている。しかし・・・
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2011年06月13日(月)
[先進医療] 「脊椎感染症の最小侵襲椎体椎間板掻爬洗浄術」が先進医療へ
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厚生労働省が6月10日に開催した、先進医療専門家会議で配付された資料。この日は、3月および4月受付分の届出状況や、第3項先進医療(高度医療)に係る新規技術の科学的評価等ついて報告が行われた。
3月受付分の第2項先進医療としては、(1)マグネットデンチャ―(2)多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍治療(3)不可逆的小腸不全に対する脳死ドナーからの小腸移植―など5技術(p4参照)。4月受付分の第2項先進医療として・・・
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2011年06月10日(金)
[特定健診] HbA1cの表記見直し、平成25年度からのシステム対応を検討
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厚生労働省がこのほど開催した、保険者による健診・保健指導等に関する検討会で配付された資料。この日は、厚労省当局から、特定健診・保健指導に関する検討事項等について確認が行われた。
検討事項には、(1)特定健診・保健指導の再委託(2)保健指導の初回面接者と評価者の取扱い(3)事業主健診のデータの円滑な授受および特定保健指導と労働安全衛生法上の保健指導との連携(4)HbA1cの表記の見直しへの対応(5)保健指・・・
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2011年06月03日(金)
[医療保険] 標準報酬保険者算定を行う際の詳細についてQ&Aを示す
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- 「『健康保険法及び厚生年金保険法における標準報酬月額の定時決定及び随時改定の取扱いについて』の一部改正等に伴う事務処理等について」に関するQ&Aについて(6/3付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 保険課 カテゴリ: 医療保険
業務量の季節変動が大きく、通常の定時決定等では不当な標準報酬となってしまうケースについて、別途の取扱い(保険者算定)を行う際の基準の見直しについては、上記通知(平成23年3月31日付・・・
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2011年06月03日(金)
[出産育児一時金] 退職後も被用者保険から一時金受けられる旨の説明を
- 厚生労働省は6月3日に、健康保険法第106条の規定に基づく出産育児一時金の支給の取扱い等に関する通知を発出した。健康保険法第106条には、「1年以上被保険者であった者が被保険者資格喪失後6ヵ月以内に出産したときは、受けられるはずであった出産育児一時金の支給を最後の保険者から受けられる」旨が規定されているが、その際、医療機関が一時金を直接受け取る場合(直接支払制度)にはどうなるのか、などの疑問がわく。本通知・・・
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