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2008年08月29日(金)
国立42大学で医学部入学定員増361人 文科省
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文部科学省は8月29日に、平成21年度の国立大学入学定員(予定)を取りまとめ、公表した。
資料によると、大学における平成21年度の入学定員は9万6272人で、前年度に比べ316人の増員となっている。このうち、医学部の入学定員増は42大学で361人にのぼることが明らかになった(p1参照)。
資料には、医学部定員増一覧が掲載されている(p16~p17参照)。
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2008年08月29日(金)
平成21年度の医学部入学定員、特例措置で570人程度増員へ 文科省
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文部科学省は8月29日に、平成21年度の医学部入学定員の検討状況を明らかにした。
医学部の入学定員については、平成19年の「緊急医師確保対策」により、各都道府県5人(北海道は15人)の医学部入学定員の増員が決定された。また、「基本方針2008」で、医学部の入学定員を「過去最大程度まで増員」することが決定され、来年度の増員を受け付ける旨が通知されている(p2参照)。
資料では、平成21年度概算要求における国立・・・
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2008年08月29日(金)
ドクターヘリ、助成金交付事業の助成金交付対象は基盤整備など4点
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厚生労働省が8月29日に開催した「救急医療用ヘリコプターの導入促進に係る諸課題に関する検討会」で配布された資料。この日は、前回に引き続き、検討会報告書(案)について議論された。
報告書(案)は、(1)ドクターヘリを取り巻く現状(2)助成金交付事業に関する制度のあり方(3)ドクターヘリの配備のあり方(4)ドクターヘリの運用のあり方―などがまとめられている(p5~p23参照)。
助成金交付事業については、助・・・
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2008年08月28日(木)
疾病ごとの専門薬剤師の社会的役割や資質の保証について提言
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日本学術会議の薬学委員会専門薬剤師専門部会はこのほど、「専門薬剤師の必要性と今後の発展」について提言書を公表した。
最近の医療は疾病ごとに細分化され、使用される医薬品は疾病ごとに特徴を持っていることから、専門的な知識・技術が求められるようになってきた。そこで、「がん」、「感染症」、「精神疾患」などの領域では専門性の高い薬剤師(専門薬剤師)の育成がスタートしている。この提言書では、専門薬剤師の社・・・
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2008年08月28日(木)
全国204ヶ所の救命救急センター、「充実段階A」と評価
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厚生労働省は8月28日に、平成20年度の救命救急センターの評価結果を公表した。この評価は、平成11年度から救命救急センター全体のレベルアップを図ることを目的として実施されている。今回は、平成19年12月31日までに運営を開始した全国204ヶ所の救命救急センターを対象としており、いずれの施設も、充実段階A(補助基準額の100%を交付)と評価されている(p3~p6参照)。
その他、評価方法と評価結果に関する留意事項、新・・・
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2008年08月28日(木)
平成20年8月28日現在、平成20年度の研修医マッチングの参加者人数は8417名
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厚生労働省は8月28日に、医師臨床研修マッチング協議会がまとめた「医師臨床研修マッチングの結果」を公表した。
資料によると、平成20年8月28日現在、平成20年度の研修医マッチングの参加者人数は8417名で、参加病院数は1091病院であることが明らかになった。また、登録された研修プログラムは1472プログラム、参加病院における募集定員総数は1万1293名となっている。
今後のスケジュールでは、9月12日に参加者と参加病院の・・・
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2008年08月28日(木)
医師の勤務環境改善に向け、新たな支援事業スタート 東京都
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東京都の福祉保健局は8月28日に、「医師勤務環境改善事業」を開始したことを明らかにした。
この事業は、周産期、小児、救急医療に従事する医師の離職防止と定着、復職支援を図るため、医師の勤務環境を改善する取組を支援するもの。
対象病院は、救命救急センター、小児二次救急医療機関、周産期母子医療センター、多摩地域周産期医療連携強化事業の事業協力医療機関となっている。事業内容としては、(1)勤務環境改善(2・・・
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2008年08月27日(水)
社会保障カードにおける医療・年金・介護の統一的番号の創設に反対 日弁連
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日本弁護士連合会が8月27日に公表した「社会保障カード(仮称)の基本的な構想に関する報告書」に関する意見書。厚生労働省に設置された「社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会」では、作業班の検討状況を中間報告としてまとめていた。
日弁連は報告書の内容や検討の進め方に、重大な問題があるとして(1)少子高齢化社会や地方分権社会を前提とした日本の福祉社会のあり方に対する政府の構想を示すことなく、「手段・・・
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2008年08月27日(水)
医療確保ビジョン、中間とりまとめ案で医師不足問題への対応を明記
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厚生労働省が8月27日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配布された資料。この日は、中間とりまとめ案が提示された(p101~p104参照)。
中間とりまとめ案によると、医師養成数については、産科や救急をはじめ厳しい状況にある診療科の勤務医の待遇を改善するとともに、さらに医療の質を高めるため増加させるべきとしている(p101参照)。
医師不足問題については、診療科と地域とい・・・
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2008年08月25日(月)
東京都、救急医療対策の中間まとめを公表へ
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東京都は8月25日に救急医療対策協議会を開催し、迅速・適切な救急医療の確保について(中間のまとめ(案))の検討を行った。
中間のまとめでは、(1)東京の救急医療の現状と問題点(p6~p8参照)(2)東京の地域特性(p9参照)(3)救急医療体制の改善に向けて(p10~p19参照)―などが記載されている。その他の課題としては、「かかりつけ医」の重要性や、救急医療提供後の受入先の確保などがあげられている・・・
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2008年08月25日(月)
平成20年度の検討事項は、消防と医療の連携マニュアル作成など 消防庁
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消防庁が8月25日に開催した「災害時における消防と医療の連携に関する検討会」で配布された資料。この日は、平成19年度の検討会の活動報告と、今年度の検討会における検討事項についての議論が行われた。
資料では、今年度の検討事項案として(1)災害時における消防と医療の連携マニュアル(2)大規模災害時における救急救命士への指示体制およびプロトコール(3)大規模災害時における救急救命士の活用―をあげている・・・
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2008年08月24日(日)
臨床研修医、産科医の偏在などテーマを追加 ビジョン具体化検討会
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厚生労働省が8月24日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配布された資料。この日は、これまでの主な意見をテーマ別にまとめた資料に、前回の意見を追加した資料が提示された(p3~p29参照)。
医師数の養成数に関しては、「時間に着目した医師需要見通しでは不十分であり、現状では『3時間待ち3分診療』で医師不足をカバーしている。患者に満足してもらうために十分説明するなど、診療時間・・・
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2008年08月23日(土)
介護療養病床廃止計画の中止と診療報酬の大幅引き上げ要求を決議 保団連
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- 介護療養病床廃止計画の中止と診療報酬の大幅引き上げを求める決議(8/23)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療提供体制
保団連は、一昨年、国会で成立した医療「改革」法における、2012年3月末の「介護療養病床の廃止および医療療養病床の大幅削減」について、現状のまま進めると「『医療難民』、『介護難民』が各地であふれることになるのは明らかであり、地域医療に取り返しのつ・・・
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2008年08月23日(土)
医師数、医師の偏在等のテーマごとに論点整理 ビジョン具体化検討会
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厚生労働省が8月23日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配布された資料。この日は前回に引き続き、これまでの主な意見をテーマ別にまとめた資料が提示された。とりあげられているテーマは(1)医師数(2)医師養成の在り方(3)医師の偏在(4)地域医療(5)コメディカル―の5テーマである(p8~p27参照)。
今回はその他、事務局提出資料として医療需要と医療供給に関する機会的試算等・・・
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2008年08月22日(金)
社会保障情報の入手・閲覧を電子私書箱(仮称)構想で実現へ
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- 電子私書箱(仮称)構想の実現に向けた基盤整備に関する検討会(第1回 8/22)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療提供体制
電子私書箱(仮称)構想の目・・・
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2008年08月22日(金)
過疎地の公立病院には財政支援が必要不可欠 厚労省検討会
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総務省は8月22日に「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」を開催し、公立病院関係者から、ヒアリングと意見交換を行った。
公立病院関係者からは、(1)過疎地における医療確保等(p2~p27参照)(2)救急医療、周産期医療等(p28~p49参照)―についてそれぞれの見解をまとめた資料が提示されている。
北海道の公立病院関係者は、地域医療の確保に向け、(1)不採算地区病院への財政支援の拡充と基準緩和(2)救・・・
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2008年08月21日(木)
医薬品医療器機総合機構等の業績について、調査結果(案)を提示 厚労省
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厚生労働省が8月21日に開催した、厚生労働省独立行政法人評価委員会の医療・福祉部会で配布された資料。この日は、「医薬品医療機器総合機構」や「福祉医療機構」の中期目標期間の業務実績について評価結果(案)が報告された。
資料には、独立行政法人の(1)医薬品医療器機総合機構(p2~p124参照)(2)福祉医療機構(p125~p197参照)(3)国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(p198~p235参照)―の中期目標期間の・・・
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2008年08月21日(木)
精神保健医療福祉のあり方について、有識者からヒアリング 厚労省検討会
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厚生労働省が8月21日に開催した「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」で配布された資料。この日は、有識者からのヒアリングが行われた。
資料では(1)今後の精神保健医療福祉のあり方について(p4~p23参照)(2)英国の精神保健改革のエッセンス、わが国における精神保健医療改革への示唆(p24~p38参照)(3)今後の精神保健医療福祉における精神保健普及啓発および早期介入の意義(p39~p58参照)(4・・・
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2008年08月21日(木)
医療確保ビジョン、具体化に向けテーマごとに論点整理 厚労省検討会
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厚生労働省が8月21日に開催した、「安心と希望の医療確保ビジョン」具体化に関する検討会で配付された資料。この日は、これまでの主な意見をテーマ別にまとめた資料が提示された(p21~p35参照)。
医師の養成数増については、ただ数を増やすだけでなく、その手法やその後の対応について検討すべきとする意見が相次いでいる<page.21/23>。医師養成のあり方については、専門医と家庭医・総合医制度について議論されてい・・・
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2008年08月21日(木)
平成21年度から医学部の定員増を予定している国立大学は22校 文科省
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文部科学省は8月21日に、大学設置・学校法人審議会を開催し、大学の収容定員の増加について、諮問と答申が行われた。
資料では、平成20年6月末に申請のあった「平成21年度からの私立大学の収容定員の増加に関する学則変更」の諮問内容が示されており、平成21年度から収容定員の増加を申請している私立大学は19校で大学名や学部・学科名、入学定員数が示された(p2~p11参照)。医学部では、岩手医科大学や自治医科大学、順天・・・
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2008年08月20日(水)
平成19年度の国立病院機構の業務実績、質の高い医療提供にS評定 厚労省
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厚生労働省が8月20日に開催した、独立行政法人評価委員会の国立病院部会で配布された資料。この日は、国立病院機構の財務諸表や総合評価、暫定評価結果等が議論された。
資料には、独立行政法人国立病院機構の(1)平成19年度の業務実績の評価結果(案)(p3~p100参照)(2)中期目標期間の業務実績の暫定評価結果(案)(p151~p253参照)(3)役員の退職金に係る業務勘案率(p254参照)―などが掲載されている。
・・・
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2008年08月20日(水)
2010年までに全てのレセコンに電算処理基本マスタ搭載へ 重点計画2008
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- 重点計画-2008(8/20)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療提供体制
ITによる医療の構造改革では、「医療分野の情報化」と「国民視点の社会保障サービスに向けた情報利活用環境の実現」について、具体的な施策が記載されている(p24~p31参照)。
レセプトオン・・・
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2008年08月20日(水)
トリアージの制度設計・法的問題等を検討 トリアージ作業部会
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総務省が8月20日に開催した救急業務高度化推進検討会のトリアージ作業部会で配付された資料。この日は、前回会合の報告が行われ(p4~p42参照)、トリアージについて制度設計や法的問題などについて議論された。
制度設計については、緊急度・重症度識別とその対応が論点となっており(p51参照)、横浜市の事例が紹介された(p51~p58参照)。
また、法的検討課題として、(1)トリアージ基準(2)トリアージの実施・・・
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2008年08月20日(水)
保団連、大野病院事件無罪判決を受け無過失補償制度の創設を改めて要望
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- 福島県立大野病院事件の判決について(8/20)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療提供体制
福島県立大野病院事件は、2004年12月に帝王切開した女性が死亡した医療事故で、執刀した産婦人科医師が業務上過失致死と医師法違反容疑で逮捕、起訴され、8月20日に無罪判決が下された事件。
保団連はこの判決に対して、この事件が、深刻な産婦人科医不足や県立病院全体の安全体制の問題に深く根ざしたもので、一産婦人科医の責任として・・・
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2008年08月19日(火)
「戦略的大学連携支援事業」により地域医療の担い手を養成 文科省
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文部科学省は8月19日に、平成20年度の「戦略的大学連携支援事業」の選定状況を公表した。この事業は、教育研究水準のさらなる高度化、個性・特色の明確化、大学運営基盤の強化等を図ることを目的に平成20年度から新規に開始された(p1参照)。
資料では、6月10~11日に各大学等から94件の申請を受け付け、「戦略的大学連携支援事業選定委員会」において審査が行われ、うち54件について連携取組が選定されたとしている・・・
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