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【資料1】これまでの経緯と今後の進め方 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33780.html
出典情報 匿名感染症関連情報の第三者提供に関する有識者会議(第1回 6/23)《》
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(6)感染症データ収集と情報基盤の整備

第66回(令和4年9月5日)感染症部会
資料1(事務局提出資料)※関係部分赤枠追記

第74回(令和5年4月12日)感染症部会
資料3(事務局提出資料)

課題


感染症対応に必要なHER-SYSへのデータ入力を、都道府県等を通じて医療機関に依頼したが、対応ができない医療
機関が存在した。



都道府県等が保有する感染者の検体や発生届等の情報について、感染者の臨床情報を組み合わせることで、重症化
リスクや、治療効果、ワクチン効果などを分析し対策に活かすことが期待されたが、個人情報保護法制の運用におい
て本人の再同意なくして第三者への情報の提供が認められるケースが必ずしも明らかではなかった(後に改善)こと
などから他の医療情報との円滑な連携が困難であった。また、国が保有する感染者の情報について外部の研究者が活
用することが困難だった。
対応の方向性



HER-SYSによる発生届等の入力を強力に推進するとともに、危機時に情報を迅速に収集・共有・分析・公表すること
ができる情報基盤を整備し、サーベイランスを強化する。

<具体的事項>



医療機関によるHER-SYSでの発生届を強力に推進するとともに、入院患者の状態等の入力も促進する。
発生届等の情報と医療保険レセプト情報等のデータベース(NDB)等の他のデータベースの情報との連携や外部研究
機関への情報の提供等を可能とすることを検討する。
対応の具体策

<情報基盤の強化>
○ 情報基盤強化のため、医療DXの取組との整合性を図りつつ、医療機関による発生届の電磁的入力や、入院患者の
重症度等に係る届出(退院時の届出)等を強力に推進する。発生届等の感染症の疫学情報について、レセプト情報、
ワクチン接種情報等との連結分析や、匿名化した上で第三者提供を可能とする仕組みを整備する。
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