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資料3-2 感染症サーベイランスの考え方-定点把握を中心として(感染研提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第122回 6/16)《厚生労働省》
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感染症発生動向調査:全数届出対象1~5類、5類定点対象疾患
(疑似症定点、指定感染症、新型インフルエンザ等感染症、新感染症は除く)
分類

届出形式

診断後の届出タイミング

主な特徴

サーベイランスとしての主な目的

一類

全数(個人情
報含む)

直ちに

希少だが、高インパクト・重篤
ヒトーヒト感染;無症候含む

早期探知→リスク評価→迅速対応
疑似症も対象

二類

全数(個人情
報含む)

直ちに

希少だが、高インパクト・重篤
ヒトーヒト感染;無症候含む

早期探知→リスク評価→迅速対応
一部、疑似症も対象

三類

全数(個人情
報含む)

直ちに

比較的高インパクト・重篤
ヒトーヒト感染;無症候含む

早期探知→リスク評価→迅速対応
発生動向のトレンド・レベルの監視と中長期
的な対応・対策

四類

全数(個人情
報含む)

直ちに

比較的高インパクト・重篤
動物・環境等から感染が多く、輸入感
染症も多い;無症候含む

早期探知→リスク評価→迅速対応
(消毒等の措置)
発生動向のトレンド・レベルの監視と中長期
的な対応・対策

五類
全数
*

全数(個人情
報含まないが、
Case-based)

7日以内

大半は軽症、発生頻度が高く、地域・
全国的な流行が起きやすい

発生動向のトレンド・レベルの監視と中長期
的な対応・対策(情報発信・啓発含む)
リスク群・因子評価

五類
定点

定点(個人情
報無し、アグレ
ゲート総計)

週・月単位

症候群が多い
大半は軽症、発生頻度が高く、地域・
全国的な流行が起きやすい

発生動向のトレンド・レベルの監視と中長期
的な対応・対策(情報発信・啓発含む)
症候群&病原体検査とセット評価

希少だが高
Consequence、
で早期探知、対
応が重要

主にトレンド
とレベルの把握

*例外:麻しん、風しん、侵襲性髄膜炎菌感染症、HIV、梅毒等

五類定点把握:主目的は迅速対応ではなく、発生動向のトレンド(傾向)とレベル(水準)の状況把
握である。迅速な届出、個人情報、全ての症例の情報は必要としない。
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