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医薬品の一般的名称について(令和5年6月6日薬生薬審発0606第3号) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T230607I0010.pdf
出典情報 医薬品の一般的名称について(6/6付 通知)《厚生労働省》
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タファシタマブは,遺伝子組換え抗 CD19 モノクローナル抗体であり,その相補性決定部はマウスに由来
し,その他はヒト IgG1 及び IgG2 に由来する.H 鎖の 122~240 番目はヒト IgG1 の CH1 及び CH2 ドメ
インの一部,241~451 番目はヒト IgG2 の CH2 ドメインの残りの部分及び CH3 に相当し,3 個のアミノ
酸残基が置換(S243D,G331A,I336E)されている.タファシタマブは,CHO 細胞により産生される.
タファシタマブは,451 個のアミノ酸残基からなる H 鎖(γ1 及び γ2 鎖)2 本及び 219 個のアミノ酸残基
からなる L 鎖(κ 鎖)2 本で構成される糖タンパク質(分子量:約 150,000)である.

Tafasitamab is a recombinant anti-CD19 monoclonal antibody whose complementarity-determining regions are
derived from mouse antibody and other regions are derived from human IgG1 and IgG2. In the H-chain, the amino
acid residues at positions 122 – 240 correspond to CH1 and a part of CH2 domain of human IgG1, and 241 – 451
correspond to the rest of CH2 and CH3 domain of human IgG2, and amino acid residues are substituted at 3 positions
(S243D, G331A, I336E). Tafasitamab is produced in CHO cells. Tafasitamab is a glycoprotein (molecular weight:
ca. 150,000) composed of 2 H-chains (γ1 and γ2-chains) consisting of 451 amino acid residues each and 2 L-chains
(κ-chains) consisting of 219 amino acid residues each.