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参考資料4 「全ゲノム解析等実行計画」の推進に向けての検討(令和3年2月) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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(2)臨床情報の収集方法および現場負担軽減策について
<検討の視点>
○収集方法については、情報の提出元、収集側ともに情報セキュリティーの徹底した
確保及びデータ入力の負担軽減、潤滑な情報の利活用に留意することが必要。
<対応方針>
【がん・難病共通】
○臨床情報の収集方法としては、検体採取施設において、セキュリティーの確保された
ネットワークを使用しての入力を基本とする。その際に、データ収集の可用性や情報
入力の負担を軽減する仕組みを検討する。
○患者情報のやりとりをする医療機関においては、医療安全性ガイドラインや本事業に
関連する情報セキュリティ確保に関する取り決めを遵守するなどセキュリティ対策
を徹底し、情報漏洩などセキュリティインシデントが発生した際には事業実施主体に
報告すること。
○利活用の促進と入力の負担軽減の双方の観点から、収集する臨床項目を目的に応じて
厳選するとともに、選択方式を基本として定義の明確化を行い入力の質の向上を図る。
また、収集するデータ形式は標準化処理を行い収集される。
〇デジタル化の推進および現場の負担軽減の観点から、クラウドの活用も含めた臨床情
報の収集・共有、臨床情報の構造化、他のデータベースとの連携や、電子カルテへ
の標準化処理等についても検討を行う。その際に、クラウド上に、外部アクセスとは
完全に分離された、ゲノム情報を格納するための専有領域の確保が必要。

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