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訪問看護 資料-2 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00003.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第3回 5/18)《厚生労働省》
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ータ分析、地域医療や在宅医療の実態把握等を推進することとしている。
2 主な課題
(1)更なる高齢化を見据えた訪問看護の役割等
○ 在宅医療の対象者は、既にピークを迎えている地域もあり、地域差はある
ものの、多くの二次医療圏では 2040 年以降にピークを迎えると推計されて
いる。また、訪問看護ステーション数は、これまでの在宅医療の体制整備や
累次の改定により、都道府県によりばらつきがあるものの着実に増加して
きている。
○ 一方で、心身の状態や社会的背景などが多様化する利用者に対応し、適時
に最適な訪問看護を提供することが求められており、今後はより訪問看護
の質の担保・向上を図っていく必要がある。また、看護職員による定期的な
訪問により、利用者の病状や心身の状況及びその変化等を把握し、評価を行
い、必要に応じて訪問看護計画を見直すことが求められている。
○ さらに、訪問看護ステーションの管理者は、主治医の指示に基づき訪問看
護が提供されるよう、主治医との連絡調整、訪問看護の提供を担当する看護
師等の監督等必要な管理を行わなければならないこととされている。徐々
に訪問看護ステーションの規模が大きくなり、また、訪問看護に多職種が関
わる中で、管理者である保健師又は看護師には、従業者のマネジメントをは
じめ、サービスの実施状況の把握等、より一層の訪問看護計画等への必要な
指導及び管理が求められる。
○ サービス付き高齢者住宅等の入居者に対する適切な訪問看護の在り方に
ついて、実態を確認しつつ検討する必要がある。
○ 訪問看護を提供する環境も変化しており、情報通信機器を用いた診療の
普及状況によっては、オンライン診療の際に看護師が居宅へ訪問し、診療の
補助を行う(D to P with N)ことも一定程度想定される。
(2)地域のニーズに応えられる訪問看護の提供体制
○ 多くの訪問看護ステーションでは、24 時間対応やターミナルケアをはじ
めとした、利用者や地域のニーズに対応する体制を整備している。
一方で、特定の利用者への訪問看護の提供に特化し、点滴の実施など基本
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