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別紙3○先進医療Bの総括報告書に関する評価について(告示番号旧12/ UMIN000019694)(告示番号旧51/ UMIN000042408) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00056.html
出典情報 先進医療会議(第120回 4/6)《厚生労働省》
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消化器

消化器

(食道)

(胃)

(N=5)

(N=12)

消化器
(小腸・
大腸)

消化器 消化器
(胆道)

(膵)

(N=8)

(N=4)

(N=21)



乳腺

(N=18) (N=21)

婦人科 婦人科
(卵巣)

(卵管)

(N=6)

(N=9)

皮膚
(悪性
黒色腫)
(N=4)

原発部位

また、「真に本検査で検出された遺伝子異常が標準治療以外の推奨治療への誘導
にどの程度結びついたのか」に関しては、標準治療以外の推奨治療へのアクセスが課
題なのではなく、現在の標準治療後のがん遺伝子パネル検査では、すでにコンパニオン
診断に基づく治療がされていて、がん遺伝子パネル検査自体の結果が意味がない場合
が多いこと、全身状態や臓器機能の悪化により標準治療へのアクセス自体が困難であ
る場合が多いこと、治療ライン数の制限により治験等の臨床試験に参加できない場合が
多いことなど、治療そのものへのアクセスが低いことが課題です。
一方、本研究では、標準治療開始前の F1CDx の結果に基づき 19.8%(34/172)の
症例が治療にアクセスできており、標準治療後のがん遺伝子パネル検査( 6.8%,
830/12,263)の約 3 倍であることが、患者の真のメリットと考えます。また、34 例のうち、
11 例(32.4%)が臨床試験に参加できていることも特筆すべき点です。実際に治療にア
クセスできた症例のリストは、総括報告書の 64 ページに掲載しておりますが、以下に再
掲いたします。

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