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【資料1】サル痘の名称変更について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31045.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第72回 2/17)《厚生労働省》
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ご意見をお伺いしたい点

以下の対応案について、ご意見をお伺いしたい。
✓ 四類感染症である「サル痘」について、「エムポックス」又は「M痘」のいずれかに名称を変更して
はどうか。
✓ 三種病原体である「オルソポックスウイルス属モンキーポックスウイルス」の「別名」※について、
「エムポックスウイルス」又は「M痘ウイルス」のいずれかに名称を変更してはどうか。
考え方

①エムポックス

②M痘

✓ 現在流行中のサル痘については、性的接触によるものが多く、肛門・咽頭痛、倦
怠感も認められるなど、従来のサル痘で知られている疫学・病態等と異なる点が
多く、発疹を意味する「痘」の使用では、これら現状とそぐわない可能性がある。
✓ アルファベットを用いた疾病名は既に感染症法上存在する。
✓ 「pox」は感染症法上(痘そう、サル痘)において「痘」を用いている。
※なお、「痘」はポックスウイルスではない「水痘」にも使用されている。
✓ 「M」自体に科学的な意味はない。
✓ 一般的には、既に国内で「M痘」の用語が使用されている例がある。

※政令に規定されている病原体名(オルソポックスウイルス属モンキーポックスウイルス)の英名(Orthopoxvirus

Monkeypox)については、ICTV(International Committee on Taxonomy of Viruses)が所管であり、現時点では名称変更が
未定であることから、今般の政令改正では、別名(サル痘ウイルス)のみを、疾患名に準じて改正する。
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