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【資料1】サル痘の名称変更について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31045.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第72回 2/17)《厚生労働省》
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サル痘に対する具体的な対策
国内対応
⚫ 国内対策:
• 疑い例の症例定義を改正し、渡航歴がなくても症状から医師が疑う場合は、疑い例として保健所に相談するよう依頼(7/6)
• 国立国際医療研究センター(NCGM)において臨床対応の指針を作成し公開(7/8)
• 国立感染症研究所においてリスク評価「複数国で報告されているサル痘について(第4報)」を実施(11/9)
• 第1報は5/26、第2報は7/12、第3報は9/13にリスク評価を実施
• 諸外国から報告されているサル痘にかかる臨床像を踏まえ、サル痘の届出基準及び届出様式を改正(8/10, 19)
⚫ 水際対策:検疫所で出入国者に対して、海外のサル痘の発生状況に関する情報提供及び注意喚起を実施(最新7/13)
⚫ 検査:地方衛生研究所での検査を可能とするため、病原体検査マニュアルを作成。現在、各都道府県の少なくとも1カ所の
地方衛生研究所で検査が可能(7/22)。
⚫ ワクチン:
• 薬事承認:我が国で製造されているKMバイオロジクス社のLC16ワクチンについて、サル痘予防の適応追加承認(8/2)
• 臨床研究:

✓ 曝露後予防:国立国際医療研究センター(NCGM)において、患者の接触者に対し、 LC16ワクチンを投与する臨床研究
体制を構築(NCGM以外は巡回健診で対応)(6/15)。
✓ 曝露前予防:NCGMの医療従事者を対象として、LC16ワクチンを接種する臨床研究を実施(6/30)。他の曝露リスクの
高い者のうち希望者に対する一次予防接種(曝露前接種)については感染症部会での議論もふまえ検討中。
⚫ 治療薬:

• 臨床研究:NCGMにおいて、患者に対して、治療薬を投与する臨床研究体制を構築(6/28)。人口の多い大都市圏でNCGM
や自治体との連携が円滑に行える医療機関として、大阪府、愛知県、沖縄県、北海道、福岡県、宮城県における医療機関で
の臨床研究体制を確立(最新8/26)。
⚫ 情報提供:リーフレットや、厚生労働省、国立感染症研究所等のホームページを通じて、海外の発生状況、ウイルスの感染
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力や病原性、感染予防策等に関して、MSMコミュニティも含めて、情報発信。