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【資料1】サル痘の名称変更について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31045.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第72回 2/17)《厚生労働省》
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サル痘の国際的な感染の拡大について
最近の海外の状況
⚫ 2022年5月以降、欧州や米州を中心とした国際的なサル痘の流行が続いていたが、全体の症例の報告数は減少傾向。
• 2023年2月14日時点、85,860例の確定例(うち、93死亡例)がWHOに報告されている。
• WHOによると、依然,、報告されているサル痘の症例の大部分は男性であり、これらの症例のほとんどは、ゲイ、
バイセクシュアル、およびその他の男性と性交渉する男性(MSM (Men who have Sex with Men))と自身で認識して
いる男性の間で発生している。
⚫ WHOは、2022年7月21日に、2回目の国際保健規則緊急委員会(IHR EC)を開催。7月23日23時(日本時間)、WHO事
務局長は、緊急委員会の見解等を踏まえ、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当する旨を宣言。
⚫ WHOは、2022年10月20日に、3回目のIHR ECを開催。緊急委員会は、WHO事務局長に、「国際的に懸念される公
衆衛生上の緊急事態」について「継続」の見解を勧告。
⚫ WHOは、2022年11月28日に、サル痘の名称について、「Mpox(エムポックス)」の使用を推奨することを公表し、
今後1年をかけて名称を移行していくと発表。
⚫ WHOは、2023年2月9日に、4回目のIHR ECを開催。緊急委員会は、WHO事務局長に、「国際的に懸念される公
衆衛生上の緊急事態」について「継続」の見解を勧告。
(レポートのポイント)
- ECは、世界的な対応の進展と、前回会議からの症例数の更なる減少を認識。いくつかの国では引き続き発生が持続。また、その他の
地域では、未報告や未検出事例がある可能性との見解。
- 従って、ECは、流行を制御するための、警戒と資源を維持するための様々なオプションを検討の上、「国際的に懸念される公衆衛生
上の緊急事態」を維持しつつ、HIVやその他の性感染症を含む国の監視・制御プログラムの中に、サル痘の予防、準備、対応を統合する

計画の検討を開始するよう助言。

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