よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04【資料2】予防接種基本計画の見直し等について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32154.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第46回 3/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第35回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会

■ ワクチンの安定供給について
背景と現状

○ 近年、ワクチンの需給バランスが乱れる事案
が散見されるが、需要の変動と供給の変動の
両方の要因により、定期接種の円滑な実施に
影響を及ぼした事例がある。
ワクチンの安定供給にかかる課題は国内に
限ったものではなく、欧米諸国でも問題が発
生している。
○ 安定供給にかかる課題の背景には、ワクチ
ンの基本的な特徴である、①有効期間が短い
こと、②製造工程や品質の確認工程が複雑で
製造期間が長いこと、③代替性が低いこと 等
が考えられる。
〇 ワクチンの安定供給にかかるリスクを回避
又は軽減するための対応策として、例えば、
① 速やかな増産を実現すること
② 予め在庫を多く確保しておくこと
③ (複数社が供給するワクチンについ
て、)企業間の調整を充実させること
等が考えられる。

2019(令和元)年11月8日

資料
3-2

検討

■ ワクチンの安定供給にかかる課題については、
製造期間が長いことなどのワクチンの基本的な特
徴が背景にあることを踏まえ、リスクの軽減又は
回避に向けて、総合的に対策を進めることとして
はどうか。
■ 以下のような観点や、具体的に検討を進めるべ
き事項について、どのように考えるか。
(1)速やかな増産を実現することについて
・原液の確保(平時からの備蓄)
・製剤化・最終製品化の生産性(製造速度)の
向上
・品質の確認やその後に要する期間の短縮
(2)ワクチンの備蓄量の増大について
(3)複数社が供給するワクチンの企業間の調整
について
(4)その他
・効率的な使用、優先的な使用
・誤った情報による混乱を回避するための発信
情報の管理
・卸売販売業者や医療機関が保有する在庫状況
の見える化

21