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資料3 薬害資料の収集・整理、保管、展示・活用について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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薬害資料の収集・整理、保管、展示・活用を巡る論点(1)



研究班におけるこれまでの研究成果
薬害の被害者やその家族の高齢化等により、被害者個人やその家族、団体が所有している薬害に関する資料等が、
適切な管理・保管がなされないままに散逸し、失われてしまう可能性がある。そのため、被害者個人や団体が所有
している資料等の状況・状態について調査を行い、資料等を統一的・体系的に分類・整理・保管するための手法を

検討・実践するため、平成25年度に研究班を設置した。
○ 研究班においては、薬害被害関連団体の資料の管理状況を調査し、各団体が保有している資料を、適切に分類・
整理できるようにするためのマニュアルを作成した。
○ 原則としては、資料を保有する団体が資料整理・目録作成を行うこととしているが、臨時・緊急的措置として、
高齢化が進む等で管理が難しくなった団体の資料については、研究班において整理・目録作成を行ってきた。
○ さらに、令和元年度からは、厚労省が撮影した証言映像の活用・分析や被害の当事者が制作に加わるデジタルス
トーリーテリングという手法を用いたインタビュー映像の制作が行われている。
○ また、令和2年度には、資料の活用に向けて「被害」をテーマとした資料館(公害等)の見学を行った。

○ これらの成果を踏まえつつ、令和4年度から令和6年度までの3年間で、薬害事件に関連する資料を整理・公開
して誰もが閲覧・活用できるような薬害資料のオンライン化を検討することとしている。
(※)資料整理・目録作成とは、形態別(文書なのか、刊行物なのか、視聴覚資料なのかなど)に資料を整理し、形態別に番号を振り分
け、一定のフォーマットに記録しリスト化していく作業。作業段階として、ファイル単位で整理していく段階と、ファイルに綴られ
ている文書ごとに整理していく段階がある。
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