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高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について 薬-1 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00061.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第199回 2/1)《厚生労働省》
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薬価収載後の価格調整 ①
論点②

• パンデミックを来たす感染症のような患者数推計が困難な疾病における、投与対象者数や市場規模予測
についてどのように考えるか。薬価収載後に価格調整を行うルールの適用についてどのように考えるか。
主な意見

• 新型コロナウイルス感染症患者は急激に増加することがある。保険財政への影響を最小限に抑えるため、
市場規模が高額になることが想定された場合に、現行ルールよりも迅速な対応が可能な仕組みが必要。
• 市場拡大に迅速に対応するため、薬価調査結果やNDB以外にも、感染状況や薬剤の使用量等に関するデー
タを活用して市場規模を推計し、機動的に価格調整を行えるようにすべき。
• 学会ガイドラインにおいては、重症化リスクのない軽症患者への薬物治療については慎重に判断すること
が指摘されている。留意事項通知等で対象患者を制限し、その上で市場規模を見込むことも考えるべきで
はないか。(再掲)

• 迅速な対応は必要であるが、NDB以外を用いる場合であっても、評価・検証できる手法であることが必要。
• 迅速な価格調整は必要であるが、再算定による薬価の引下げは医療機関・薬局の在庫価値を減少させ、経
営に影響を与えるため、現行の再算定と同程度の猶予期間は必要である。
• 費用対効果評価も実施すべき。

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