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資料4    ヨウ素・ポリビニルアルコール (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00021.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第23回 12/26)《厚生労働省》
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使用上の注意とその解説

保管および取扱い上の注意

お客様への適切なご指導をお願いいたします。

●してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
使用上の注意

解 説

次の人は使用しないでください。

保管および取扱い上の注意

解 説

(1)希釈前は、
冷蔵庫で、
上向きに保管してください。

(1)薬液の品質が変化する可能性があるため、必ず開封前は
冷蔵庫で保管していただくようにご指導ください。

本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起

本剤または本剤の成分でアレルギー症状を起こしたことがあ

また、本剤の薬剤液は赤紫色の粘稠な液のため、倒立で保

こしたことがある人

る人は、強いアレルギー症状を起こし、
ショック
(アナフィラキ

管した際には、薬剤液の一部が容器の口部やキャップの内
側に付着する可能性があります。
その結果、
お客様が希釈

シー)
のような重篤な副作用があらわれるおそれがあります。

される際、容器の口部やキャップに付着した薬剤液が手指
などにも付着し、
ふき取りや手洗いが必要になる可能性が

●相談すること

ありますので、
上向きに保管することをお勧めいたします。

使用上の注意

解 説

(2)希釈した後の点眼薬は、添付の携帯袋に入れ、直

に低下します。希釈後に有効濃度を十分維持できる期間

3日以内に使用してください。3日間をすぎた使い

が3日以内であるため、3日以内にご使用いただくようご

(1)医師から何らかの薬剤の投与または処置を受けている人

残りの点眼薬は廃棄してください。製品の品質を

指導ください。
3日間経過した場合の点眼薬は有効濃度が

は、同種同効薬の重複による過量投与や相互作用などを

保持するため、自動車の中や暖房器具の近くなど

維持できなくなっている可能性がありますので、廃棄する

引き起こすおそれがあります。

高温となる場所に放置しないでください。
また、高

ようにお伝えください。

温となる場所に放置したものは、容器が変形して

また、薬液の品質維持のため、極端な温度変化がある場所

薬液が漏れたり薬液の品質が劣化しているおそ

は避けていただくようにご注意ください。

1. 次の人は使用前に医師または薬剤師にご相談ください。
(1)医師の治療を受けている人

(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことが

(2)過去に薬や食品、化粧品などによるアレルギー症状の既往歴の
ある人は、薬物アレルギーを起こしやすいので注意が必要です。

ある人
(3)次の症状のある人:はげしい目の痛み

(2)希釈後の点眼薬の有効成分であるヨウ素の含量は経時的

射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管し、

れがありますので、使用しないでください。

(3)急性緑内障、角膜潰瘍、角膜感染症および外傷などの場

(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の

合があります。
専門医の処置を受ける必要がありますので、

原因になったり品質が変わることがあります。


医師の診察を受けるようにご指導ください。

(3)他の容器に入れ替えると、入れ替えた薬液が何であったか
分からなくなり、
誤用を招くおそれがあります。
また、他の容器を使用することで湿気・汚れ・光などの影響
を受け、
薬液の品質が保持できなくなるおそれがあります。

2. 使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、
直ちに使用を中止し、添付文書を持って医師または薬剤師にご相談ください。
使用後、
あらわれる可能性のある一般的な副作用を関係部位
関係部位
皮ふ






発疹・発赤、
かゆみ
充血、
かゆみ、
はれ、
痛み、
異物感

(4)小児の手の届かない所に保管してください。

(4)
小児の誤飲・誤用を防止するために注意喚起しています。

(5)他の人と共用しないでください。

(5)容器や薬液が細菌やウイルスなどで汚染されていた場合

別に記載しています。

は、他の人と共用することで、
あらたな眼疾患を発症したり、

これらの症状があらわれた場合は、症状の増悪、重篤な症状へ

感染性の疾患を他者にうつすおそれがあります。

の移行を未然に防ぐため、直ちに使用を中止し、医師の診察を
受けるようにご指導ください。
なお、
使用している薬剤の成分な

(6)購入後は、
すみやかに使用してください。

どの情報伝達のため、
添付文書の持参の旨を記載しています。

が不良な場合は、製品の品質が劣化するおそれがありま
すので、
購入後はすみやかに使用してください。

3. 使用後、次の症状があらわれることがありますので、
このような症状の持続または増強がみられた
場合は、
使用を中止し、
添付文書を持って医師または薬剤師にご相談ください。
目の刺激感

(6)本剤は希釈前には冷所での保管が必要であり、温度管理

本剤の有効成分であるヨウ素自体が刺激性を有するため、

のような症状があらわれることがあります。

(7)保存の状態によっては、成分の結晶が容器の

(7)保存の状態によっては、成分の結晶が析出することがあり

点眼口周囲やキャップの内側に赤紫色に付く

ますが、品質には問題ありませんので、清潔なガーゼで軽

ことがあります。
その場合には清潔なガーゼで

くふき取って使用してください。

軽くふき取って使用してください。

ただし、目の刺激が長時間継続したり増強する場合は使用を
中止し、医師の診察を受けるようにご指導ください。

(8)薬剤液の赤紫の色は、
ヨウ素の色です。
希釈時、

(8)薬剤液の有効成分であるヨウ素自体は灰黒色であり、薬

4. 使用後、目の症状の悪化が認められた場合は使用を中止し、添付文書を持って医師または薬剤師に
ご相談ください。

点眼時に薬液がこぼれて衣服などに付着する

液にした場合に濃い赤紫色になります。衣服などに付着し

と着色しますので、衣服などに付かないよう注

た場合は、
すぐに水洗いするようにご指導ください。

5. 1週間を超えて使用しないでください。1週間を超えて使用する場合は医師または薬剤師にご相談ください。

合は、
すぐに水洗いしてください。

意してください。万が一、衣服などに付いた場

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