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資料3-3 薬剤師の職能のための薬学的知見に基づく継続的な指導等の方策についての調査研究(益山光一参考人提出資料) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23880.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第1回 2/14)《厚生労働省》
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事例内容(41事例)

体調の変化

事例
No.

フォローアップ前

フォローアップ後の患者の状況変化(n=41)

21

体調

17

13

副作用

24

12

事例⑦

吸入力が低下しぜんそく吸入薬の効果が
得られていない。吸入しやすいエアゾー
ルへ処方変更提案。

処方変更となり、薬も吸入できるようにな
り症状改善。

事例⑫

インスリン注による低血糖出現。血糖値
モニタリング、低血糖回数測定等フォロー
アップし中止の提案。

インスリン中止。中止後も血糖値が安定し
ていることをフォローアップ。

事例⑭

癌患者に処方された坐薬使用のタイミン
グがわからず未使用。再度説明し、訪問
医、訪問看護師と情報共有。

使用できたことで患者状態はとても良く
なった。

1 3

事例No.
21

服薬状況

18

フォローアップ後

服薬状況の変化

2

フォローアップ前
18

使用薬剤の効果
患者基本情報の変化

4

併用薬や食品・嗜好品との
相互作用による影響

3

21
33

使用医薬品に対する意識
(先入観、不安感等)

24
20

改善した

1 4

変化なし

視力のない患者。インスリン自己注射手
技不良。正しい打ち方指導とフォローアッ
プ実施。

手技良好になり、薬剤の効果も得られる
ようになり、インスリン処方量減量につな
がった。

事例③

軽度認知症。来局頻繁で処方薬乱用の
可能性あり。市の老人福祉課へ相談。

居宅療養管理指導となり、大量の残薬整
理、一包化対応し服薬状況改善した。

事例㉘

残薬数がバラバラで、色が似ている錠剤
を間違えて服用している可能性あり。

残薬数確認し、自己管理困難と判断。一
包化してフォローアップ。服薬状況は改善
した。

5
17

悪化した

フォローアップ後

事例②

4

33
12

生活特性・機能への影響

2

未記載

4

事例No.

使用医薬品に対する意識(先入観、不安感等)の変化
フォローアップ前

フォローアップ後

事例④

ステロイドを自己判断で中止していた。

服用の必要性、ステロイド離脱症状を説
明し、フォローアップ。服薬の必要性を理
解し服薬継続につながった。

事例⑮

新規に処方された精神病治療薬に対して
不安が大きい。コロナワクチンとの併用も
気にしている。

患者の不安や治療に対する思いを傾聴し、
寄り添いながら服薬の必要性、コロナワク
チンとの併用について説明。理解してもら
い服薬継続できている。

事例㉞

血圧良好で高血圧治療薬の服用が中止
になり、やめてもいいのか不安を抱いて
いる。

中止になった後の血圧モニタリングや精
神面でもフォローアップし、不安は解消し
10
た。