電子カルテ情報（６情報）及び退院時サマリーの閲覧範囲（案）
これまでの検討結果や電子カルテ情報の標準化の状況を踏まえ、患者本人及び全国の医療機関等における電子カルテ情報の閲覧
について、以下の方向性で検討してはどうか。
閲覧者

＃

共有する項目

1

傷病名

2

アレルギー情報

紹介先医療
機関等

患者本人

〇：閲覧可能

全国の医療機関等
通常時

災害・救急時等

患者への告知 患者への告知 患者への告知を
前提として
を前提として を前提として
閲覧できる仕 閲覧できる仕 閲覧できる仕組
組みを検討
組みを検討
みを検討
〇

〇

3

感染症情報

〇

〇

4

薬剤禁忌情報

〇

〇

対応の方向性（案）

〇

〇

• 傷病名は患者への告知状況を確認できる方法を議論した上で、
患者本人及び通常時の全国の医療機関等が閲覧できる仕組
みについて丁寧に検討する
• なお、災害・救急時は傷病名は重要な情報であるため、全国の
医療機関等で閲覧可能としてはどうか
• 厚生労働省標準規格で採用されているコードがないことから、テ
キストデータで閲覧可能とする

• 厚生労働省標準規格「HS014 臨床検査マスター」等で活用さ
情報の登録・閲覧時における
れているJLACコードで閲覧可能とする
患者本人の同意取得を前提とし
• 機微な情報に該当すると想定されるため、全国の医療機関等
て閲覧できる仕組みを検討
での閲覧は個別に同意を取得する等、丁寧な対応を検討する
〇

• 厚生労働省標準規格では症状や重症度、制限情報等も含め
たコードがないことから、テキストデータで閲覧可能とする

5

検査情報

〇

〇

〇

• 厚生労働省標準規格「HS014 臨床検査マスター」等で活用さ
れているJLACコードで閲覧可能とする
• 医療機関のJLACコード対応への負担を踏まえ、「救急・災害用
標準診療データセット」や「生活習慣病自己管理項目セット
集」で「臨床検査項目基本コードセット」に該当するものを閲覧
可能とする

6

処方情報

〇

〇

〇

• 電子処方箋で利用する医薬品コード等を用いて閲覧可能とす
る

退院時サマ
リー

閲覧可能な情
報等を検討

(文書としての閲
覧は想定せず)

閲覧可能な情
報等を検討

閲覧可能な情 • 継続的なケアを行う上で有益な情報を踏まえ、紹介先医療機
報等を検討
関等へ提供できるよう閲覧可能な情報等について検討する

5