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参考資料2:糖尿病等の生活習慣病対策の推進について(中間取りまとめ) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29231.html
出典情報 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第2回 11/18)《厚生労働省》
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(1)各地域における糖尿病等の生活習慣病対策の推進方策
○生活習慣病の予防や医療に関しては、都道府県、市町村、医療保険者が、健康増進
計画、 医療費適正化計画、特定健康診査等実施計画を策定するとともに、当該計
画に基づき、ポピュレーションアプローチ(例:健康づくりの環境整備)及びハイリスク
アプローチ(例:特定健診・保健指導)に基づく対策を実施する。また、都道府県が、
糖尿病、脳卒中、急性心筋梗塞等の治療又は予防に関する事項を記載した医療計
画を策定し、疾病ごとの医療連携体制を構築する。
○これらの計画に基づき、医師、保健師、管理栄養士等の医療関係者をはじめ、都道
府県 や市町村の職員等の様々な職種や機関が生活習慣病対策を担うこととなる。
このため、生活習慣病対策を各地域において推進するに当たり、地方公共団体は、
医療機関、医師会、看護協会、栄養士会等の医療に関わる団体はもとより、幅広い
関係団体との連携を十分に図ることが重要である。
○特に、糖尿病の診断・治療については、各地域の専門機関で完結するものではなく、
初期診療を行う医療機関から専門的な診療を行う医療機関まで、数多くの医療機関
における対応が不可欠である。このため、都道府県には、多くの都道府県において既
に組織されている糖尿病対策推進会議(医師会、糖尿病学会、糖尿病協会等が、糖
尿病の発症予防、標準的な治療等を目指して共同で設立した会議)を活用することが
推奨される。さらに、学校、職場における対策等が非常に重要であり、各地域におい
て対策を推進する上では、関係する機関と連携を図ることが必要である。
○また、各地域において、効果的・効率的に生活習慣病対策を実施するためには、医
療関係者等の生活習慣病対策の担い手に対して、効果的な予防方法や診断・治療
方法に関する研修を実施することが重要である。
(2)各地域・各機関における糖尿病等の生活習慣病対策への支援の在り方
(1)支援体制
○糖尿病等の生活習慣病対策は、糖尿病、高血圧症、脂質異常症の予防や診断・治
療だけでなく、合併症としての急性心筋梗塞、脳卒中等の予防や診断・治療まで、幅
広い対策を含むものである。