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参考資料2 第 92 回社会保障審議会医療部会における 主な御意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29131.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第18回 11/11)《厚生労働省》
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医療部会における主な意見④
【医師確保】
・大学の恒久定員内での地域枠の設置を要件とすることなく、必要な医師が十分確保されるまで医学部臨
時定員増を延長するなどの対応が必要。
・診療科の偏在を是正するため、国が各圏域の人口等を勘案しつつ、都道府県ごとの診療科別医師数の目
安を定めるべき。
・産科・小児科・外科・麻酔科等の医師・看護師等の不足や地域間・診療科間等の偏在の実態を踏まえ、
地域に根差した医師を養成するなど、地域を支える医師・看護師等の絶対数の確保及び偏在の是正に資
する即効性・実効性のある施策を早急に講じるとともに、十分な財政措置も必要。
・女性医師及び看護師等の復職を支援するなど、離職防止等に資する支援策を充実させる必要がある。
・新専門医制度については、医師偏在を助長すること等のないよう検証を行うとともに、都市自治体等の
意見を十分に踏まえ、総合診療を行うなど地域に貢献する医師にインセンティブが働く仕組みの構築や
専門医の資格取得において地域医療に従事する医師を優遇するなどの措置を、国の責任において講じる
ことも必要。

【医師以外の医療従事者(歯科医師・薬剤師・看護職員)の確保】
・医薬品供給拠点となる薬局に関する指標、医療機関に勤務する薬剤師の確保について組み入れることが
必要。
・医科歯科連携について、歯科が設置されていない病院もあり、地域としての連携が必要。
・訪問看護従事者の確保について、実効性のある具体的な方策の記載を必須とすべき。
・医療従事者人材の確保は働きに見合った処遇改善も欠かせず、こうした視点も盛り込むべき。

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