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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022425.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第106回 11/4)《厚生労働省》
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モニタリング項目

11 月 4 日 第106 回モニタリング会議のコメント
① 新規陽性者数
ア) 新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の 3.305 人/日から、11 月 2 日時点で約 4.306 人/日に大きく増加 した。
今週先週比は、前回の約 97%から今回は約 130%と 100%を上回っており、今後の急激な増加に注意を払う
必要がある。

イ) 職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、気温が低い中でも定期的な換気を励行し、3 密 (密閉・密集・
密接) の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて適切に着用すること、手洗いなどの手指
衛生、 状況に応じた環境の清拭・消毒等、 基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数の増加
をできる限り抑制していく必要がある。

ウ) 発熱や咳、咽頭痛等の症状があるなど、新型コロナウイルスに感染したと思ったら、まず、外出、人との接
触、登園・登校・出勤を控え、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119
又は診療・検査医療機関に電話相談 し、特に、症状が重い場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必
要がある。

エ) 療養期間中においては、有症状の場合、症状軽快から 24 時間経過後までは外出の自粛が求められているこ
とから、常備薬 (市販薬)、解熱鎮痛薬等や食料品等を少し多めに備えることが必要であり、都ではリーフレ
ットを作成し、都民に呼び掛けている。

オ) 東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、11 月 1 日時点で、東京都の 3 回目ワク
チン接種率は、全人口では 64.8%、12 歳以上では 71.1%、65 歳以上では 89.7%となっており、4回目ワクチ
ン接種率は、65 歳以上では前回の 77.7%から 78.3%となった。また、オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
全人口では 5.9%、12 歳以上では 6.5%、65 歳以上では 3.6%となっている。 現在の流行の主体であるオミク
ロン株 BA.5 系統に対して、従来型のワクチンを上回る効果が期待できるとされていることから、オミクロン
株対応ワクチンの接種を促進する必要がある。

カ) 従来型の新型コロナワクチンについては、5 歳以上とされていた初回接種の対象が、生後 6 か月から 4 歳
までの孔幼児に拡大されており、都内においても、一部の区市町村から順次、接種を開始している。

キ) 今冬は、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されており、これらの流
行状況に注意が必要である。都では、 同時流行が始まる前に、新型コロナウイルスに対するワクチンととも
に、インフルエンザワクチンの早期の接種を呼び掛けている。