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資料4-4   ジドロゲステロン (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00022.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第50回 1/26)《厚生労働省》
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プロゲステロン及びプロゲスチン製剤の使用において、プロゲステロンの腟用製剤(腟
錠、腟用カプセル、腟用坐剤、腟用ゲル)が第一選択薬である。
6.本邦での開発状況(経緯)及び使用実態について
(1)要望内容に係る本邦での開発状況(経緯)等について
本邦において要望内容に係る開発は行われていない。
(2)要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態について
本邦での臨床試験成績の報告はないが、要望内容に係る本薬の使用実態として、以下の
内容が報告されている。
要望内容に係る本邦での臨床使用実態に関する文献報告のうち、本薬の用法・用量に関
する情報が記載された報告は、表 1 のとおりであった。これらの文献のうち、安全性に関
する記載があった文献 18)では、hCG と本薬又はクロルマジノンとの併用で、中等度以上の
OHSS が 446 例中 9 例に認められた。
表1
文献番号
18)

19)
20)

21)

22)

23)

24)

本薬の臨床使用実態に関する報告一覧

対象
新鮮胚移植を実施した
女性

新鮮胚移植を実施した
女性
新鮮胚移植を実施した
27~35 歳女性

症例数
hCG+プロゲスチン製剤
投与例:446 例
プロゲスチン製剤単独
投与例:125 例
※プロゲスチン製剤と
してクロルマジノン酢
酸エステル又は本薬が
投与されている。
73 例
3例

自然周期における凍結
融解胚移植を実施した
女性
ホルモン補充周期にお
ける凍結融解胚移植を
実施した女性

5948 例(7341 周期)

ホルモン補充周期にお
ける凍結融解胚移植を
実施した女性
ホルモン補充周期にお
ける凍結融解胚移植を
実施した 35 歳女性

60 例

126 例

本薬の用法・用量
ET 翌日から妊娠判定(採卵
後 14 日目)まで、30 mg/日
を投与。

採卵日より 14 日間、10 mg/
日を投与。
30 mg/日、14 日間投与(投
与の開始・終了時期の記載
なし)。
ET 後の黄体期初期に 30 mg/
日を投与。
子宮内膜の厚さが 7 mm に
達した翌日(月経周期 11 日
目)から妊娠判定(妊娠 4 週
目)まで、30 mg/日を投与。
40 又は 60 mg/日(投与期間
の記載なし)。

1例

子宮内膜の肥厚が得られた
時点(月経周期 11 日目)か
ら 0.5mg 錠×3/日注 13)を投
与(投与終了時期の記載な
し)


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