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新型コロナウイルスワクチンの特例承認について プレスリリース (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28387.html
出典情報 新型コロナウイルスワクチンの特例承認について(10/5)《厚生労働省》
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2022年10月作成(第1版)

注意-特例承認医薬品


法:-90~-60℃
有効期間:12ヵ月

日本標準商品分類番号
876313

ウイルスワクチン類
生物学的製剤基準
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)

劇薬、処方箋医薬品注)
承認番号
販売開始

30400AMX00016
2022年10月

本剤の使用にあたっては、あらかじめ被接種者又は代諾者に、本剤に関する最新の有効性及び安全性について文書で説明した上で、予診票等
で文書による同意を得た上で接種すること。また、有害事象が認められた際には、必要に応じて予防接種法に基づく副反応疑い報告制度等に
基づき報告すること。なお、本剤の製造販売後に収集された情報については、最新の情報を随時参照すること。
注)注意-医師等の処方箋により使用すること

7.4 コミナティ筋注(起源株)以外のSARS-CoV-2ワクチンを接種
した者に追加免疫として本剤を接種した際の有効性及び安全性は確

2. 接種不適当者(予防接種を受けることが適当でない者)
2.1 明らかな発熱を呈している者
2.2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者

立していない。
8. 重要な基本的注意
8.1 本剤は「予防接種実施規則」及び「新型コロナウイルス感染症に
係る臨時の予防接種実施要領」に準拠して使用すること。

2.3 本剤の成分に対し重度の過敏症の既往歴のある者[8.4、
9.1.6、
11.1.1参照]
2.4 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態

8.2 被接種者について、接種前に必ず問診、検温及び診察によって健
康状態を調べること。[9.1参照]
8.3 被接種者又はその保護者に、接種当日は過激な運動は避け、接種
部位を清潔に保ち、また、接種後の健康監視に留意し、局所の異常
反応や体調の変化、さらに高熱、痙攣等の異常な症状を呈した場合
には速やかに医師の診察を受けるよう事前に知らせること。
8.4 ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるため、接種
前に過敏症の既往歴等に関する問診を十分に行い、接種後一定時間、
被接種者の状態を観察することが望ましい。また、本剤接種後に
ショック、アナフィラキシーが認められた被接種者に対しては、以
降の本剤の接種を行わないこと。
[2.3、9.1.6、11.1.1参照]
8.5 ワクチン接種直後又は接種後に注射による心因性反応を含む血管
迷走神経反射として失神があらわれることがある。失神による転倒
を避けるため、接種後一定時間は座らせるなどした上で被接種者の
状態を観察することが望ましい。
8.6 心筋炎、心膜炎があらわれることがあるため、被接種者又はそ
の保護者に対しては、心筋炎、心膜炎が疑われる症状(胸痛、動
悸、むくみ、呼吸困難、頻呼吸等)が認められた場合には、速やか
に医師の診察を受けるよう事前に知らせること。
[11.1.2、15.1.1、
15.1.2参照]

にある者
3. 製法の概要及び組成・性状
3.1 製法の概要
SARS-CoV-2(起源株及びオミクロン株BA.4-5)のスパイクタ
ンパク質のアミノ酸配列をコードするDNAを鋳型として転写した
RNAを精製し、脂質成分と混合する。
3.2 組成






有効成分

コミナティRTU筋注
トジナメラン及びファムトジナメラン(RNA質量比として1:1)





2.25mL





0.225mg(RNA総量として)



[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2ヘキシルデカン酸エステル)3.22mg
2-[
(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド 0.4mg
1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン 0.7mg

コレステロール 1.4mg
精製白糖 232mg
トロメタモール 0.45mg
トロメタモール塩酸塩 2.97mg



3.3 製剤の性状






コミナティRTU筋注

pH

6.9~7.9

浸透圧比

約1.2(生理食塩液に対する比)





8.7 コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種
後に、ギラン・バレー症候群が報告されている。被接種者又はその
保護者に対しては、ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠

本品は白濁した液である。

位から始まる弛緩性麻痺、腱反射の減弱ないし消失等)が認められ
た場合には直ちに医師等に相談するよう、あらかじめ説明すること。

4. 効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症の予防

8.8 本剤と他のSARS-CoV-2に対するワクチンの互換性に関する
データはない。

5. 効能又は効果に関連する注意
5.1 本剤の予防効果の持続期間は確立していない。

9. 特定の背景を有する者に関する注意
9.1 接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)

6. 用法及び用量
追加免疫として、1回0.3mLを筋肉内に接種する。

被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態
及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接
種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確

7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 本剤の使用
本剤は追加免疫に使用する。初回免疫には使用しないこと。
7.2 接種対象者

実に得た上で、注意して接種すること。
[8.2参照]
9.1.1 抗凝固療法を受けている者、血小板減少症又は凝固障害を有す
る者

過去に初回免疫又は追加免疫としてSARS-CoV-2ワクチンの接種
歴のある12歳以上の者。SARS-CoV-2の流行状況や個々の背景因

本剤接種後に出血又は挫傷があらわれることがある。
9.1.2 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免
疫不全症の者がいる者
本剤に対する免疫応答が低下する可能性がある。

子等を踏まえ、ベネフィットとリスクを考慮し、追加免疫の要否を
判断すること。
7.3 接種時期

9.1.3 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等
の基礎疾患を有する者

通常、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくとも5ヵ月経
過した後に接種することができる。
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