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03資料1-1 組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(9価HPVワクチン)について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》
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(1)定期接種の対象者及び接種方法について
現状
○ 現在、国内で製造販売承認されているHPVワクチンは、いずれも3回接種となっている。
○ 定期接種(2価及び4価HPVワクチン)の対象者は小学校6年生から高校1年生相当の女性。
○ 標準的な接種期間は、13歳となる学年(中学校1年生)の間としている(定期接種実施要領)。
○ 積極的な勧奨が差し控えられていた間、接種の機会を逃した方(平成9年度から平成17年度生まれの女性)
に対し、時限的(※)に予防接種法に基づく接種の機会を提供している(いわゆる、キャッチアップ接種)。
小委員会での議論

(※)令和4年4月から令和7年3月までの期間

○ 対象年齢を拡大することについて、技術的な観点からは特段の懸念はないが、 9価HPVワクチンの対象年

齢の検討については、従来の定期接種の対象年齢等を考慮し、総合的に議論する必要がある。
○ 海外では2回接種(14歳まで)が広く実施されており、3回接種と比較したその有効性については、主に海
外の研究で明らかになっている。仮に、製造販売承認を経た上で2回接種が導入されても、技術的な観点から
特段の懸念はない。



9価HPVワクチンが製造販売承認されている現状において、接種対象者が9価HPVワクチンも選
択することができるように、 承認されている3回接種を前提に、定期接種化を進めてはどうか。



現行の定期接種の対象である2価及び4価HPVワクチンを念頭に、接種対象者及び標準的な接種
期間についての議論を進めることとしてはどうか。



キャッチアップ接種においても9価HPVワクチンを使用可能とすることについて、どう考えるか。
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