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(参考資料2)第8次医療計画等に関する検討会及び各WGにおける主な意見の整理 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00028.html
出典情報 医療介護総合確保促進会議(第17回 9/30)《厚生労働省》
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Ⅳ.医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関
(基本的な考え方)
○ 外来医療においては、医療資源や医療ニーズの状況等が地域によって異な
っているため、
「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療
機関」の明確化に当たっては、医療機関の特性や地域性を考慮する必要があ
り、医療資源を重点的に活用する外来に関する基準を参考にし、当該医療機
関の意向に基づき、地域の協議の場で確認することにより、地域の実情を踏
まえる仕組みとする。


なお、外来医療に関するデータや議論の蓄積が少ない中で、
「医療資源を重
点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」の明確化については、
外来機能報告や地域の協議の場での協議を重ね、改善を図りながら、精緻化
していくものとする。その際、特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方
についても検討を行う。

(医療資源を重点的に活用する外来に関する基準)
○ 「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関」に関す
る基準は、患者に対するわかりやすさの観点や地域での協議を進めやすくす
る観点から、初診と再診とで患者の受診行動に相違があることを勘案して設
定する。


具体的な水準については、他の病院又は診療所から紹介された患者に対し
医療を提供することとされている地域医療支援病院の状況を踏まえ、以下の
通りとする。

・ 初診の外来件数のうち「医療資源を重点的に活用する外来」の件数(※)
の占める割合
: 初診 40%以上
かつ
・ 再診の外来件数のうち「医療資源を重点的に活用する外来」の件数(※)
の占める割合
: 再診 25%以上
(※)医療資源を重点的に活用する外来は、P.6の①~③のいずれかに該当する件数と
する。

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