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資料3-4 ペマフィブラートの電子化された添付文書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28092.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第13回 9/27)《厚生労働省》
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令和4年9月27日
令和4年度第13回

**2021年 5 月改訂(第10版)

日本標準商品分類番号 872183
医薬品等安全対策部会安全対策調査会

*2020年 1 月改訂

資料3-4

規制区分:処方箋医薬品
注意 医師等の処方箋
により使用すること

法:気密容器、室温保存
「取扱い上の注意」の項参照
使用期限:外箱等に表示

承 認 番 号 22900AMX00581

組成・性状







ペマフィブラート

0.10mg

乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、結晶
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステ
物 アリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、クエン酸
トリエチル、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、カルナ
ウバロウ

色 調・剤 形

白色、円形の割線入りフィルムコーティング錠


直径7.1mm、
厚さ2.9mm、重量125mg

識別表示

パルモディア

2018年 6 月

国際誕生

2017年 7 月

1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
肝障害のある患者又は肝障害の既往歴のある患者〔肝機能検
(1)
査値の異常変動があらわれるおそれがある。また、肝障害の
ある患者(Child-Pugh分類Aの肝硬変のある患者など)では
本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
(「薬物動態」の
項参照)〕
血清クレアチニン値が1.5mg/dL以上2.5mg/dL未満又はク

(2)
レアチニンクリアランスが40mL/min以上60mL/min未満の
腎機能障害のある患者〔横紋筋融解症があらわれることがあ
る。〕
(3)胆石の既往歴のある患者〔胆石形成が報告されている。〕
(4)HMG-CoA還元酵素阻害薬(プラバスタチンナトリウム、シン
バスタチン、フルバスタチンナトリウム等)を投与中の患者
(「相互作用」の項参照)
2.重要な基本的注意
適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症の診断が確立した
(1)
患者に対してのみ本剤の適用を考慮すること。
あらかじめ高脂血症治療の基本である食事療法を行い、更に
(2)
運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファク
ターの軽減も十分考慮すること。
(3)投与中は血清脂質値を定期的に検査し、本剤の効果が認めら
れない場合には漫然と投与せず、中止すること。
本剤は肝機能及び肝機能検査値に影響を及ぼすことがある
(4)
ので、投与中は定期的に肝機能検査を行うこと。
(5)腎機能障害を有する患者において急激な腎機能の悪化を伴
う横紋筋融解症(「副作用(1)重大な副作用」の項参照)があら
われることがあるので、投与にあたっては患者の腎機能を検
査し、血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上の場合には投与
を中止し、1.5mg/dL以上2.5mg/dL未満の場合は減量又は投
与間隔の延長等を行うこと。
腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者に、本剤
(6)
とHMG-CoA還元酵素阻害薬を併用する場合には、治療上や
むを得ないと判断される場合にのみ併用すること。急激な腎
機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。やむを得ず
併用する場合には、本剤を少量から投与開始するとともに、
定期的に腎機能検査等を実施し、自覚症状(筋肉痛、脱力感)
の発現、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並び
に血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は
直ちに投与を中止すること。
本剤投与中にLDL-コレステロール値上昇の可能性があるた
(7)
め、投与中はLDL-コレステロール値を定期的に検査するこ
と。
(「臨床成績」の項参照)
3.相互作用
本剤は、主としてCYP2C8、CYP2C9、CYP3Aにより代謝され
る。また、本剤は、OATP1B1、
OATP1B3の基質となる。
併用禁忌(併用しないこと)
(1)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(1)
重篤な肝障害、Child-Pugh分類B又はCの肝硬変のある患者
(2)
あるいは胆道閉塞のある患者〔肝障害を悪化させるおそれ
がある。また、本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。

「薬物動態」の項参照)〕
血清クレアチニン値が2.5mg/dL以上又はクレアチニンク
* (3)
リアランスが40mL/min未満の腎機能障害のある患者〔横紋
筋融解症があらわれることがある。〕
胆石のある患者
〔胆石形成が報告されている。〕
(4)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳
(5)
婦等への投与」
の項参照)
シクロスポリン、リファンピシンを投与中の患者(「相互作
(6)
用」
及び「薬物動態」の項参照)

1錠中

2018年 5 月

販売開始

使用上の注意

禁忌(次の患者には投与しないこと)

成 分・含 量

薬価収載

0.1

効能・効果
高脂血症(家族性を含む)
〔効能・効果に関連する使用上の注意〕
LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬
とはしないこと。

用法・用量
通常、成人にはペマフィブラートとして1回0.1mgを1日2回朝夕に
経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、最大用
量は1回0.2mgを1日2回までとする。
〔用法・用量に関連する使用上の注意〕
(1)
肝障害のある患者(Child-Pugh分類Aの肝硬変のある患者
など)又は肝障害の既往歴のある患者に投与する場合には、
必要に応じて本剤の減量を考慮すること。
(「慎重投与」及び
「薬物動態」
の項参照)
(2)
急激な腎機能の悪化を伴う横紋筋融解症(「副作用(1)重大
な副作用」の項参照)があらわれることがあるので、投与に
あたっては患者の腎機能を検査し、血清クレアチニン値
が2.5mg/dL以上の場合には投与を中止し、1.5mg/dL以上
2.5mg/dL未満の場合は低用量から投与を開始するか、投与
間隔を延長して使用すること。

薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

シクロスポリン
併用により本剤の 左記薬剤のOATP1B1、
(サンディミュン) 血漿中濃度が上昇 OATP1B3、
CYP2C8、
(ネオーラル)
したとの報告があ CYP2C9及びCYP3A
る。
(「薬物動態」の の阻害作用によると
項参照)
考えられる。
リファンピシン
(リファジン)

1

左記薬剤のOATP1B1
及びOATP1B3の阻
害作用によると考
えられる。