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総-4-2○最適使用推進ガイドラインについて (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00160.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第528回 9/14)《厚生労働省》
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神経系事象があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、臨床症状
(脳症、せん妄、不安、浮動性めまい、振戦、意識障害、失見当識、頭痛、錯
乱、激越、痙攣発作、無言症、失語症等)の確認等、観察を十分に行うこと。
本品投与後数週間以上にわたり、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少、
発熱性好中球減少等の骨髄抑制があらわれ、死亡に至る例が報告されているの
で、本品の投与にあたっては、定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に
観察すること。
感染症があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、臨床症状の確
認等、観察を十分に行うこと。また、本品の投与前に活動性の感染症が認めら
れた場合は、感染症の治療を優先し、患者の状態が安定した後、本品を投与す
ること。
低γグロブリン血症又は無γグロブリン血症があらわれることがあるので患者
の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には適切な処置(免疫グロブリ
ン補充療法を定期的に行う等)を行うとともに、感染症の徴候等に対する観察
を十分に行うこと。
B型肝炎又はC型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者において、肝炎
ウイルスが再活性化される可能性がある。HIV感染者においてはウイルスが増
加する可能性がある。白血球アフェレーシスを実施する前に肝炎ウイルス感染、
HIV感染の有無を確認すること。肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者
に本品を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリン
グを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の
発現に注意すること。
腫瘍崩壊症候群があらわれることがあるので、本品の投与にあたっては、血清
中電解質濃度の測定及び腎機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと。
意識変容、意識低下、協調運動障害等があらわれることがあるので、本品投与
後の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意
すること。

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