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総-4-2○最適使用推進ガイドラインについて (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00160.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第528回 9/14)《厚生労働省》
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制御不能で生命の危険がある感染症を有している患者(本品の投与前 72 時間
以内に血液培養陽性である場合、抗菌薬や抗真菌剤の投与にもかかわらず増悪
傾向を示す場合等)
5.2 DLBCL
【有効性に関する事項】
① 下記の患者において本品の有効性が確認されている。
以下のいずれかの条件を満たす、CD19 抗原を標的としたキメラ抗原受容体発現 T
細胞輸注療法の治療歴がない再発又は難治性の DLBCL 患者であって、かつ、自家
HSCT の適応とならない(併存疾患がある、何らかの禁忌がある、造血幹細胞の採
取ができない)又は自家 HSCT 後に再発した患者
初発の患者では化学療法を 2 ライン以上、再発の患者では再発後に化学療法を
1 ライン以上施行し、化学療法により完全奏効が得られなかった又は完全奏効
が得られたが再発した
濾胞性リンパ腫が形質転換した患者では通算 2 ライン以上の化学療法を施行
し、形質転換後には化学療法を少なくとも 1 ライン施行し、化学療法により完
全奏効が得られなかった又は完全奏効が得られたが再発した
② 下記に該当する患者は、本品の投与対象とならない。
リツキシマブ(遺伝子組換え)及びアントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤を含む
化学療法歴のない患者
同種 HSCT の治療歴のある患者
T 細胞豊富型/組織球豊富型大細胞型 B 細胞性リンパ腫(THRBCL)
、皮膚原発
大細胞型 B 細胞性リンパ腫、縦隔原発 B 細胞性リンパ腫(PMBCL)
、EBV 陽
性 DLBCL(高齢者)
、リヒター症候群及びバーキットリンパ腫を有する患者
悪性腫瘍(リンパ腫)の活動性の中枢神経系(CNS)浸潤のある患者
他の悪性疾患を合併している患者
本品の投与歴のある患者
【安全性に関する事項】
① 下記に該当する場合は本品の投与が禁忌・禁止とされていることから、投与を行わ
ないこと。
一度解凍した本品を再凍結した場合
患者に本品の成分に対する過敏症の既往歴がある場合
原材料として用いた非動員末梢血単核球が、患者本人以外のものである場合
② 下記に該当する患者に対する本品の投与については、本品の安全性が確立されてお
らず、本品の投与対象とならない。
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