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参考資料9 革新的がん医療実用化研究事業研究班資料 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23226.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第7回 1/18)《厚生労働省》
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遺伝性腫瘍のゲノム医療における多機関共同エキスパートパネル提言(案)骨子
1.目指すべきすがた:
i. 各疾患の専門医が、専門領域の遺伝性疾患の診断と遺伝カウンセリングを提供できる。

ii. その際、必要に応じて、ゲノム解析・遺伝学・遺伝カウンセリング等の専門家の支援を受けられる。
2.必要な人材の要素:
① 当該遺伝性腫瘍で発生する臓器がんの診療の専門的知識・経験

② 遺伝医療の共通部分としての、ゲノム解析・遺伝学・遺伝カウンセリングの専門的知識・経験
3.提案:
1)上記1.の目指すべきすがたに段階的に到達するため、2.の➀と②の人材の連携体制を構築する。
2)そのために、各医療機関の主治医等が、遺伝性腫瘍あるいはその疑い症例に出会い、判断に迷った
場合等に、必要に応じて、気軽に相談できる「窓口」を設ける。
3)その「窓口」は、必要に応じて「多機関共同エキスパートパネル(EP)」を開催する。
4)多機関共同EP「窓口」に求められる要素としては以下を含む:

a. 医療支援の仕組みとして行うこと。
b. 上記2.の➀遺伝性腫瘍に見られる臓器がんの診療の専門家と、②ゲノム解析・遺伝学・遺伝カウ
ンセリングの専門家、並びに各遺伝性腫瘍の拠点的施設を含むメーリングリストを維持すること。
c. EPとしての責任を担い、かつ安定した運営ができること。現行のがんゲノム医療提供体制のEPの
仕組みを進化させて適用するなども検討。

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