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サル痘に関する情報提供及び協力依頼について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
出典情報 サル痘に関する情報提供及び協力依頼について(7/19付 事務連絡)《厚生労働省》
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別添
サル痘への対応について
1.各国の事例について
2022 年5月以降、欧州、北米等において、サル痘の感染例及び疑い例が報告されてい
る。7月6日の世界保健機関(WHO)の発表では、59 カ国・地域(アフリカ8カ国を含む。

1
から、計 6027 例の確定例が報告されている 。アフリカ以外のこれまで発生がなかった
国での死亡例の報告はない。また、WHO は、症例の多くは若い年齢の男性で、都市圏のゲ
イ・バイセクシャル・その他の男性間の性交渉を行う者のネットワークの中で集中して
いることを指摘している2。
2.我が国における対応について
サル痘は、我が国では感染症法上の4類感染症に位置づけられており、当該感染症の
患者もしくは無症状病原体保有者を診断した医師、感染死亡者及び感染死亡疑い者の死
体を検案した医師は、ただちに最寄りの保健所への届出を行う必要がある。
今般、欧米等において確認されているサル痘の流行については、その疫学的動向が既
知の知見と異なっていることから、当面の間、本疾患を疑う患者(以下「疑い例」とい
う。)及びその接触者に関する暫定症例定義、医療機関及び保健所・都道府県等におけ
る対応については、下記の通りとする。
(1)疑い例及び接触者に関する暫定症例定義
1)「疑い例」の定義:下記の①~③全てを満たす者を指す。
① 説明困難*1な急性発疹を呈している。
(*1)水痘、風疹、梅毒、伝染性軟属腫、アレルギー反応、その他の急性発疹及び
皮膚病変を呈する疾患によるものとして説明が困難であることをいう。ただし、これ
らの疾患が検査により否定されていることは必須ではない。
② 次の1つ以上の症状を呈している。
・発熱(38.5℃以上)
・頭痛
・背中の痛み
・重度の脱力感
・リンパ節腫脹
・筋肉痛
③ 次のいずれかに該当する。

1

世界保健機関(WHO)Multi-country outbreak of monkeypox, External situation report #1 - 6 July 2022.
https://www.who.int/publications/m

2

世界保健機関(WHO)Meeting of the International Health Regulations (2005) Emergency Committee regarding the
multi-country monkeypox outbreak.25 June 2022.

2