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参考資料4 職域におけるがん検診に関するマニュアル(平成30年3月) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26797.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第36回 7/15)《厚生労働省》
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表2:がん検診の精度管理指標 7
乳がん
精検
受診率
未把握率

許容値

子宮頸がん

80%以上

大腸がん
90%以上

許容値

10%以下

目標値

5%以下

許容値

精検未受診・

許容値

未把握率

目標値

10%以下

20%以下

目標値

要精検率(許容値)

肺がん

70%以上

目標値

精検
未受診率

胃がん

5%以下
20%以下

30%以下

20%以下

10%以下
11.0%以下

1.4%以下

7.0%以下

11.0%以下

3.0%以下

がん発見率(許容値) 0.23%以上

0.05%以上

0.13%以上

0.11%以上

0.03%以上

4.0%以上

1.9%以上

1.0%以上

1.3%以上

陽性反応的中度
(許容値)

2.5%以上

(参考)がん検診の事業評価について9
市町村が実施するがん検診の事業評価については、平成 20 年3月に厚生
労働省「がん検診事業の評価に関する委員会」がとりまとめた報告書である
「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方について」(以下「報告
書」という。)において、その基本的な考え方が示されている。
報告書において、がん検診の事業評価は、一義的にはアウトカム指標とし
ての死亡率により行われるべきであるが、死亡率減少効果が現れるまでに相
当の時間を要すること等から、「技術・体制的指標」と「プロセス指標」に
よる評価を徹底し、結果として死亡率減少を目指すことが適当とされた。こ
の「技術・体制的指標」として、「事業評価のためのチェックリスト」及び
「仕様書に明記すべき最低限の精度管理項目」が示されており、「プロセス
指標」として、がん検診受診率、要精検率、精検受診率、陽性反応適中度、
がん発見率等の許容値が示されている。
がん検診の事業評価を行うに当たっては、「事業評価のためのチェックリ
スト」等により実施状況を把握するとともに、がん検診受診率、要精検率、
精検受診率等の「プロセス指標」に基づく評価を行うことが不可欠である。

9

「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(健発第 0331058 号
平成 20 年3月 31 日厚生労働省健康局長通知別添)(以下「指針」という。)を
基に記載
8