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資料1-2 とりまとめに向けた追加の議論 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26417.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第7回 6/23)《厚生労働省》
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調剤業務の一部外部委託に関する基本的な考え方

基本的な考え方(第6回WGに意見を踏まえた修正版)
• 薬局薬剤師の対人業務の推進が必要であり、そのためには、対物業務の効率化を検
討すべきである。調剤業務の一部外部委託はその手段の一つと考えられる。
• 外部委託を行うことにより、患者の医療安全(医薬品の安全使用)が脅かされてはなら
ない。このため安全を担保する仕組みが必須である。
• 委託元と委託先の関係について距離制限を設けない場合は、外部委託先の集約化・大
規模化が進むと考えられる。これに伴う影響としては、①拠点化による影響(自然災害等
に対するリスク)や②地域医療への影響(各薬局の医薬品の備蓄品目数や備蓄量が減
少するおそれ、薬局が地域から淘汰される可能性など)が懸念される。
• 外部委託することにより、効率化が図れるかについての検討(検証)が必要である。
• 外部委託については、患者の医薬品アクセスに支障が出ない範囲での検討とすべきであ
る。例えば、患者に必要な薬剤が必要なタイミングで入手できること、地域における医薬品
アクセスが阻害されないことが重要である。
• 現時点では、調剤業務の一部外部委託は法律で認められておらず、実施例が存在しない
ためにその評価が困難であり、実施する際は、その効果を検証するという観点から適切な
範囲で進めるべきである。

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