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(別紙2)[134KB] (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00178.html
出典情報 先進医療会議(第155回 7/2)《厚生労働省》
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別紙2

様式第5号

先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:尿管狭窄に対する内視鏡下手術用ロボットを用いた尿管形成術
適応症:尿管狭窄症
内容:
(先進性)
本邦の保険診療上、根治的治療である開腹手術が適用であるが、侵襲性が高いため積極
的には行われず尿管ステントや腎瘻を恒久的に交換し続ける保存的治療が選択されてい
ることも多い。この保存的治療は、根治的な治療ではなく継続して交換が必要となるた
め、患者の QOL を低下させるだけではなく、医療費も問題となる。
一方、海外では、尿管狭窄に対して 2010 年頃より根治的治療としてロボット支援手術
が行われており、開腹術よりも治療効果が高く侵襲性も低いと報告されている。
(概要)
尿管狭窄の原因は、消化器領域及び婦人科領域の悪性腫瘍に起因する尿管の圧迫や、
悪性腫瘍摘出手術による影響、長期に渡って尿管結石を認める場合など様々である。さ
らに近年、尿路結石に対する内視鏡治療の増加に伴い、医原性尿管狭窄の合併症が激増
している。尿管狭窄に対しては、内視鏡治療が第一選択とされるが治療成功率が低く、
内視鏡治療で治癒が困難な場合は尿管形成術が行われる。尿管形成術は、狭窄部を切除
し尿管と尿管、または尿管の部位によっては尿管と膀胱を吻合する手術である。本邦の
保険診療上、開腹手術が適用であるが、ロボット支援手術は適用外である。ロボット支
援手術は、開腹手術と比べて立体的な画像を拡大視野で行えること、ヒトの手と異なり
細かな作業に優れるといった利点がある。そこで、先進医療として検証的単群ヒストリ
カルコントロール対照非盲検多施設共同研究を行い、尿管狭窄に対するロボット支援尿
管形成術の安全性や有効性を調べる。
(具体的手法)
1) 膀胱鏡を用いて患側尿管の狭窄部直下まで尿管ステントを挿入する。
2) 皮膚切開し、カメラポートを挿入後二酸化炭素で気腹し、腹腔内の観察を行う。
3) 尿管を剥離しテープで把持、その後尿管狭窄部を同定し切離する。
4) 切離した尿管を端端吻合し、同時に尿管内に尿管ステントを留置する(狭窄部が長い
場合は、口腔粘膜補填や回腸尿管置換を行う。また狭窄部が遠位尿管かつ膀胱との距
離が短い場合は、膀胱と尿管を吻合する)

(効果)
・尿管狭窄部の根治治療となり、尿管ステントや腎瘻を抜去することが可能となる。
・尿管狭窄に伴う水腎症や腎機能低下が改善する。
・開腹手術と比較して安全(出血量が少なく)に手術が行える。
(先進医療にかかる費用)
本技術にかかる総費用は 1,450,930 円である。先進医療に係る費用は 793,000 円で、
患者負担額は 995,750 円である。

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