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公聴会資料 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68946.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第643回 1/21)《厚生労働省》
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するいわゆる「真水」による思い切った対応が必要であり、賃金上昇と物価高
騰、高齢化、医療の高度化・技術革新に対応し、経営基盤の強化を図るための
大幅なプラス改定が求められる。第 25 回医療経済実態調査では医療機関・薬局
の給与費は伸びているものの、最低賃金や人事院勧告、2025 年春季労使交渉の
平均賃上げ幅に対応できる状態とはなっておらず、医療人材の他産業への流出
に歯止めがかからず、医療提供体制に支障が生じるおそれがある。また費用に
ついても、物価・人件費等の高騰の影響を受けて、医療機関における諸費用や
歯科材料等の価格が上昇しているほか、薬局では医薬品供給不足や管理コスト
が負担増となっているなど、自助努力では到底対応できない状況に陥っている。
令和6年4月から始まった医師等の働き方改革について、様々な検証等調査に
よりその効果が認められているところであり、全ての医療従事者の負担軽減を
加速させていくための見直しと評価の継続が求められる。また、業務効率化・
職場環境改善の更なる推進には医療DXの取組が大いに効果的であり、それに
伴う費用負担への支援は、導入時だけでなく維持に係る費用などを含む全体的
な視点で十分な対応が必要である。こうしたことを踏まえれば、令和8年度診
療報酬改定は十分な「真水」による財源を確保するべきであり、その際、病院、
診療所、薬局などを分断するような改定率議論ではなく、医療提供体制全体を
俯瞰して改定率を決定する必要がある。公定価格で運営する医療機関等が賃上
げや人材確保を継続的かつ安定的に行い、物価高騰にも対応していくための対
応は待ったなしである。


本協議会は、社会保険医療協議会法でその組織構成や、審議・答申事項等を
法定されており、医療保険制度を構成する当事者である支払側委員と診療側委
員、そして公益委員が、医療の実態や医療保険財政等の状況を十分考慮しつつ、
診療報酬改定の責任を果たしてきた。診療報酬改定は、基本方針に沿って、診
療報酬本体、薬価及び特定保険医療材料価格の改定を一体的に実施することに
より、国民・患者が望む安心・安全で質の高い医療を受けられるよう、医療費
の適切な配分を行うものである。そのために、本協議会においては、これまで
も医療制度全体を見渡す幅広い観点から、膨大な時間を費やしデータに基づい
た真摯な議論を積み重ね、診療報酬改定に取り組んできており、これからもそ
のように取り組み続けていく。



厚生労働大臣におかれては、これまでの本協議会の議論を踏まえ、令和8年
度予算編成に当たって、診療報酬改定に係る改定率の設定に関し適切な対応を
求めるものである。



令和8年度診療報酬改定に当たっては、物価や賃金動向に対応した改定が必
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