2023年_全国がん登録罹患数・率報告書 (23 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68548.html |
| 出典情報 | 2023年全国がん登録罹患数・率報告(1/14)《厚生労働省》 |
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分類に基づいて、全参加地域の数値を掲載している。掲載されている数値は、全国値は正表
と同値であり、各都道府県の数値は、都道府県から公表される数値と同値である。
(2) 全国がん登録詳細集計表
全国がん登録詳細集計表(「付表」という)では、登録対象となっている ICD-10 のコード
3 桁および 4 桁全てを対象として詳細な集計を行っている。
部位別に表をまとめ、詳細分類で都道府県を一覧とした表(都道府県一覧付表)は、3 桁
の詳細分類に基づいて、全参加地域の数値を掲載している。掲載されている数値は、全国値
は正表と同値であり、各都道府県の数値は、都道府県から公表される数値と同値である。
4. 全国がん登録罹患数・率の主な注意点
1) がん登録の特性による数値の変動
がん登録の特性として、遅れた届出による症例が追加されたり、後年に亡くなった患者の
がん情報が遡り調査で補完され、診断日が明らかになったりして、蓄積されたデータが追加
される場合や、病院等からの届出の修正に基づいて症例が削除される場合もある。そのため、
本報告書では、報告書作成時に確定されたデータを集計しているが、後年にデータ利用する
際にその時点の 2023 年の症例数が、本報告書よりも多かったり少なかったりすることは十
分に考えられる。
2) ICD-O-3 コードの変換による全国がん登録への影響
がん診療連携拠点病院等では、院内がん登録(病院でがん医療の状況を適確に把握するた
め、当該病院で行われたがんの罹患、診療、転帰等に関する詳細な情報を記録し、保存する
こと)を実施しており、基本項目部分を都道府県に届け出ている。院内がん登録では、2020
年診断症例より ICD-O-3.2 に基づいてコーディングすることとなった。このことから、例え
ば、消化管間質腫瘍(GIST)が ICD10 に変換された際に割り当てられる、「その他および部
位不明の消化器(C26)」の増加などがそれに当たる(付表 1)
。院内がん登録のルールとし
て、GIST に対応する ICD-O-3 組織型コード 8936 の病理診断に性状に関する記載がない場合
は、2019 年診断例までは性状 1 で登録されていたが 2020 年診断例からは性状 3 で登録され
るようになった。院内がん登録初回治療開始例での 8936 の性状 0、1、3 の合計総数は大き
く変化していないため、C26 の増加は性状 1 が性状 3 で登録されるようになったことに起因
すると考えられる。
一方、それ以外の病院等及び都道府県並びに国のシステムにおいては ICD-O-3.1 に基づ
いてコーディングを行っていたため、2021 年診断症例の集計前に入力段階の情報から ICDO-3.2 に置き換え、チェックや集約の作業を再実施した。更に、ICD-O-3.2 に存在しない、
いわゆる「ルール F」とされる組み合わせの形態コード及び日本独自コードの登録を廃し、
併せて ICD-O-3.2 に置き換えた。このことにより、2020 年診断症例まで登録されていた一
部の腫瘍が集計に入らない、又は従前と異なる組織型コードに変換されて集計されている。
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