調剤医療費（電算処理分）の動向 令和２年度の状況 ＜薬効分類別 薬剤料＞
○

「抗生物質製剤」「化学療法剤」 「呼吸器官用薬」などが大きいマイナスを示す一方で、 「腫瘍用薬」や「生物学的製剤」などプラスで推移する
薬効分類もある。
○ 伸び率への影響を見ると、「中枢神経用薬」「循環器官用薬」などがマイナスに影響している一方、「その他の代謝性医薬品」「腫瘍用薬」などはプ
ラスに影響している。
■ 薬効分類別薬剤料伸び率

（単位：％）（単位：％）
令和元年度

総数
中枢神経系用薬
感覚器官用薬

4.2

▲ 1.8

100.0

1.4

▲ 6.2

14.8

1.0

3.9

▲ 2.0

循環器官用薬

0.4

▲ 5.7

15.0

呼吸器官用薬

3.1

▲ 17.8

3.4

消化器官用薬

6.4

2.8

7.4

8.7

2.6

4.3

▲ 3.7

▲ 5.0

2.3

外皮用薬

1.3

▲ 1.1

3.1

ビタミン剤

5.2

▲ 16.3

1.8

滋養強壮薬

4.7

5.4

1.0

ホルモン剤（抗ホルモン
剤を含む）
泌尿生殖器官および肛門
用薬

血液・体液用薬

6.0

▲ 3.4

7.3

その他の代謝性医薬品

9.8

5.4

14.8

19.5

9.8

7.5

アレルギー用薬

2.7

▲ 5.3

3.9

漢方製剤

5.4

3.1

2.2

▲ 6.4

▲ 27.3

1.0

▲ 15.7

▲ 18.9

3.9

29.3

8.4

1.1

腫瘍用薬

抗生物質製剤
化学療法剤
生物学的製剤

薬剤料伸び率に対する薬効分類別影響度 ※

令和元年度
薬剤料の
※
構成割合

令和2年度

：下位5薬効分類（減少幅が大）
：上位5薬効分類

（令和2年度の影響度上位５疾病分類）
6.0
0.2
中枢神経系用薬

5.0
0.1
4.0

1.4

循環器官用薬
その他の代謝性医薬品
化学療法剤
腫瘍用薬

3.0
1.3

その他

2.0

1.0

2.0

0.8
0.7

0.0
▲ 0.8
▲ 1.0

▲ 0.8
▲ 0.7

▲ 2.0

▲ 0.9

▲ 3.0

▲ 0.9

▲ 4.0
令和元年度

令和2年度

※影響度は（各薬効分類の薬剤料の増減分）÷（前期の薬剤料総数）×100
で算定

15