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資料2-1 第120回医療部会における業務効率化・職場環境改善に関するご意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66269.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第121回 11/25)《厚生労働省》
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第120回医療部会における業務効率化・職場環境改善に関するご意見
【具体的な論点(4)医療従事者の確保に資する環境整備等について】


「より少ない人員でも必要な医療が提供できる」とか、医療関係職種が自身の能力を高めながら、意欲・能力やライフコー
スに合わせた働き方とかを選択できるということは賛成。社会人にとっても魅力的なものとするのは重要。そのときには、個
別の事情に応じたような修業の期間の柔軟化や、現在でも行われている多職種間での履修科目の認定の更なる検討も視野に入
れてはどうか。
〇 医療DXの進歩に追いつけるように、医療現場のICTリテラシーについて、入職時に共通のことを学んで入れることができる
ように、職種横断的に学べるようにすることも一つのアイデア。


大学で学ぶ方法もあるが、学費もかかり、その地域には大学がない可能性もある。新卒にこだわらず、幅広い年齢の方が医
療分野の担い手となることがますます重要。フルタイムで働けない人でも、担い手を増やす環境整備も必要で、短時間勤務な
どの多様な働き方の選択肢、人員配置基準における専任要件などの見直し、中途採用の拡大、副業・兼業の促進、保育所や介
護支援の整備が必要。



今後、医療従事者の確保策を実施していく上で、需給見通しの策定は必須。



医療資源が乏しい地域に若手の医師が赴任する際に、キャリア形成への支援、あるいは日常の診療に対する相談等の体制も
含めた環境の整備を検討いただきたい。

〇 医療機関の人材確保について、大きな課題となっているのが、有料職業紹介事業者を利用せざるを得ない状況。高額な紹介手数料が医療
機関の経営を強く圧迫している。早期離職や人材のミスマッチなど、トラブルも生じており、悪質事例もある。 職業安定局でもいろいろと対応され
ていることは承知しているが、現在の医療機関の危機的経営状況に鑑みれば、手数料の上限規制や、在職期間に応じた成果報酬型の手数
料制度にするなど、国でも検討していただくとともに、ハローワークやナースセンターの機能強化もお願いしたい。


歯科専門職種の歯科衛生士、歯科技工士の確保は、喫緊の課題。養成施設の実態も踏まえて、課題の抽出など、丁寧な議
論をしていただきたい。今後の歯科医療ニーズ等を踏まえると、歯科衛生士、歯科技工士についても、業務範囲や業務内容
などを含む検討が必要であろうと思う。
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