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参考資料1 次期報酬改定に向けた検討について (13 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66260.html |
| 出典情報 | 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第48回 11/25)《厚生労働省》 |
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障害児支援における人材育成に関する検討会報告書 ~概要①~
本検討会開催の背景
障害児通所支援を中心に、事業所数、利用者数は飛躍的に増加してきた一方で、適切な運営や提供される支援の質の確保が課題とされてきた。
国においては、人材育成が体系化されておらず、支援の質の確保については、各事業所等の取組に委ねられている状況にある。そのような中、「こども未来戦略」に
おいて、「全国どの地域でも、質の高い障害児支援の提供が図られるよう、研修体系の構築など支援人材の育成を進める。」とされており、令和9年度以降の本格実施
を見据えて、研修体系の構築に向けた具体的検討を行うため、令和6年12月より本検討会を開催。
障害児支援における研修体系創設の意義について
○ 共通の理念や価値、知識と技術を学び合い、質の高い支援を全国どの地域でも提供することを実現するための土台を築く。
○ 支援者自身の成長やキャリア形成。
○ 地域の支援者同士が互いに学び合い、事業所の垣根を超えて、協働関係の地域づくりを進め、包括的な支援体制の充実を図っていく。
○ 学びや実践が、各地域において体系的に積み重ねられ、こどもや家族をまんなかに、安心して支援が受けられる環境づくり。
○ 本研修を他のこども施策でも活用すること等により、インクルージョン推進が促進され、共生社会の実現に向けた土台となる。
障害児支援における研修の在り方について
○ 支援者共通の基本姿勢として、「障害のあるこどもとともに歩むための支援者の基本姿勢」を整理。整理に当たっては、こども・若者、子育て当事者の意見を反映。
① 尊重し合いながら、ともに生きる
② 想いに寄り添い、ともに支え合う
④ 安心できる場をともに育てる
③ 支援をともにつくる
⑤ ともに学び合い、ともに育ち合う
○ 「こども施策の基本理念」及び「障害児支援の基本理念」を中心に据えた研修体系を構築。
○ 支援者における重要な共通要素として、発達支援に必要な専門性を十分に発揮するために重要であると考えられるスキルや行動特性を9領域で整理。
① 対人支援における倫理的姿勢
② 自己理解と省察
③ こどもの理解に基づく支援
④ 計画と評価に基づく支援の実践
⑤ 家族支援
⑥ 地域支援・地域連携
⑦ チームアプローチ
⑧ 虐待予防・対応
⑨ 相互理解・相互支援
○ 障害児支援と子育て支援の両方の観点からの専門性を身につけるため、研修体系の構築に当たっては、「①障害児支援に従事する支援者として」、「②本人支援」、
「③家族支援」、「④地域支援・地域連携」、「⑤(日々の支援や業務の根拠となる)制度理解」、「⑥組織マネジメント」の6つのカテゴリーで整理。
○ それぞれの求められる役割等を踏まえ、3階層による段階的な研修体系を構築。また、各研修を受講することにより期待される人材像を整理。
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本検討会開催の背景
障害児通所支援を中心に、事業所数、利用者数は飛躍的に増加してきた一方で、適切な運営や提供される支援の質の確保が課題とされてきた。
国においては、人材育成が体系化されておらず、支援の質の確保については、各事業所等の取組に委ねられている状況にある。そのような中、「こども未来戦略」に
おいて、「全国どの地域でも、質の高い障害児支援の提供が図られるよう、研修体系の構築など支援人材の育成を進める。」とされており、令和9年度以降の本格実施
を見据えて、研修体系の構築に向けた具体的検討を行うため、令和6年12月より本検討会を開催。
障害児支援における研修体系創設の意義について
○ 共通の理念や価値、知識と技術を学び合い、質の高い支援を全国どの地域でも提供することを実現するための土台を築く。
○ 支援者自身の成長やキャリア形成。
○ 地域の支援者同士が互いに学び合い、事業所の垣根を超えて、協働関係の地域づくりを進め、包括的な支援体制の充実を図っていく。
○ 学びや実践が、各地域において体系的に積み重ねられ、こどもや家族をまんなかに、安心して支援が受けられる環境づくり。
○ 本研修を他のこども施策でも活用すること等により、インクルージョン推進が促進され、共生社会の実現に向けた土台となる。
障害児支援における研修の在り方について
○ 支援者共通の基本姿勢として、「障害のあるこどもとともに歩むための支援者の基本姿勢」を整理。整理に当たっては、こども・若者、子育て当事者の意見を反映。
① 尊重し合いながら、ともに生きる
② 想いに寄り添い、ともに支え合う
④ 安心できる場をともに育てる
③ 支援をともにつくる
⑤ ともに学び合い、ともに育ち合う
○ 「こども施策の基本理念」及び「障害児支援の基本理念」を中心に据えた研修体系を構築。
○ 支援者における重要な共通要素として、発達支援に必要な専門性を十分に発揮するために重要であると考えられるスキルや行動特性を9領域で整理。
① 対人支援における倫理的姿勢
② 自己理解と省察
③ こどもの理解に基づく支援
④ 計画と評価に基づく支援の実践
⑤ 家族支援
⑥ 地域支援・地域連携
⑦ チームアプローチ
⑧ 虐待予防・対応
⑨ 相互理解・相互支援
○ 障害児支援と子育て支援の両方の観点からの専門性を身につけるため、研修体系の構築に当たっては、「①障害児支援に従事する支援者として」、「②本人支援」、
「③家族支援」、「④地域支援・地域連携」、「⑤(日々の支援や業務の根拠となる)制度理解」、「⑥組織マネジメント」の6つのカテゴリーで整理。
○ それぞれの求められる役割等を踏まえ、3階層による段階的な研修体系を構築。また、各研修を受講することにより期待される人材像を整理。
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