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【資料1-1】高額療養費制度について (6 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65636.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第202回 11/6)《厚生労働省》 |
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第5回高額療養費制度の在り方に関する専門委員会における主なご意見③
(注)主な御意見を事務局で整理したもの。(御意見の趣旨を踏まえて文言を整理している。)
【セーフティネット機能としての高額療養費制度の在り方】
○
患者の家計に与える影響について一定の差があることは理解出来たが、その中でも当然、低所得者の方や長期にわたって継
続して治療を受けている方々に配慮し、この制度がセーフティネットとして機能するよう、現行の自己負担の在り方や仕組み
も含め必要な見直しを行うべき。
○
今後の制度設計に当たっては、これまでのヒアリングや提示いただいたモデルも参考に、実態を踏まえて丁寧に検討をいた
だきたいが、その際には、医療の質を落とさずに患者が治療を継続できるよう、長期にわたって治療を受けていく方など、負
担が過剰になってしまう人については十分な配慮を行うことなどが前提になると考える。
○
既に現行制度においてもWHOが定義する「破滅的医療支出」を大きく超えている患者が存在する。今後の持続可能性の観
点だけではなく、患者の過重な負担にならないという観点からは、こうした患者が既に存在していることに十分配慮しながら
制度の検討を行う必要がある。
○
高額療養費の見直しで国民医療費全体を抑制するのはかなり無理が生じる。一方で、高額療養費の伸びが無視出来ないとい
うことも理解出来るため、高額療養費の自己負担限度額の引き上げの議論よりは、費用対効果の見直しなどで高額療養費の伸
びをどのように抑制できるかを考えるべき。
○
難病・がんなどの慢性疾患を有する方で長期間療養を必要とする方への配慮が、現行の多数回該当制度だけでは弱いのでは
ないか。これまでの議論で年間上限を設けてはどうかといった意見もあったが、そのような配慮は必要ではないか。
○
現役世代においても高額療養費制度が活用されており、制度変更により家計に対する医療費の自己負担が過重なものとなら
ないようにすることが重要。
○
高額療養費制度は国民の方々にとって重要なセーフティネットであるという視点とともに、本制度を含めた医療保険制度の
持続可能性、さらには現役世代の保険料の負担軽減という大変難しい点を議論していくこととなる。その中においても、悪性
腫瘍や難病の患者のような長期療養の方々の医療へのアクセスが妨げられないような制度設計とすべき。
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(注)主な御意見を事務局で整理したもの。(御意見の趣旨を踏まえて文言を整理している。)
【セーフティネット機能としての高額療養費制度の在り方】
○
患者の家計に与える影響について一定の差があることは理解出来たが、その中でも当然、低所得者の方や長期にわたって継
続して治療を受けている方々に配慮し、この制度がセーフティネットとして機能するよう、現行の自己負担の在り方や仕組み
も含め必要な見直しを行うべき。
○
今後の制度設計に当たっては、これまでのヒアリングや提示いただいたモデルも参考に、実態を踏まえて丁寧に検討をいた
だきたいが、その際には、医療の質を落とさずに患者が治療を継続できるよう、長期にわたって治療を受けていく方など、負
担が過剰になってしまう人については十分な配慮を行うことなどが前提になると考える。
○
既に現行制度においてもWHOが定義する「破滅的医療支出」を大きく超えている患者が存在する。今後の持続可能性の観
点だけではなく、患者の過重な負担にならないという観点からは、こうした患者が既に存在していることに十分配慮しながら
制度の検討を行う必要がある。
○
高額療養費の見直しで国民医療費全体を抑制するのはかなり無理が生じる。一方で、高額療養費の伸びが無視出来ないとい
うことも理解出来るため、高額療養費の自己負担限度額の引き上げの議論よりは、費用対効果の見直しなどで高額療養費の伸
びをどのように抑制できるかを考えるべき。
○
難病・がんなどの慢性疾患を有する方で長期間療養を必要とする方への配慮が、現行の多数回該当制度だけでは弱いのでは
ないか。これまでの議論で年間上限を設けてはどうかといった意見もあったが、そのような配慮は必要ではないか。
○
現役世代においても高額療養費制度が活用されており、制度変更により家計に対する医療費の自己負担が過重なものとなら
ないようにすることが重要。
○
高額療養費制度は国民の方々にとって重要なセーフティネットであるという視点とともに、本制度を含めた医療保険制度の
持続可能性、さらには現役世代の保険料の負担軽減という大変難しい点を議論していくこととなる。その中においても、悪性
腫瘍や難病の患者のような長期療養の方々の医療へのアクセスが妨げられないような制度設計とすべき。
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