よむ、つかう、まなぶ。
総-2-3令和7年11月薬価収載予定の新薬のうち14日ルールの例外的な取扱いをすることについて(案)[120KB] (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65606.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第624回 11/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
別添1
「ビルベイ顆粒 200µg 及びビルベイ顆粒 600µg」について
(1)疾患の特性
○
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症は、乳児期に発症する遺伝性の肝内胆汁
うっ滞症である。乳児期から発症し、胆汁うっ滞により強いそう痒やそれに
伴う睡眠障害等、QOL の低下を呈し、肝不全に進行する。国内患者数は、約1
00人と推測されている。
〇
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症に対する治療薬として、本剤と同じ回腸胆
汁酸トランスポーター(IBAT)阻害剤であるリブマーリ内用液 10mg/mL が令
和7年5月に薬価収載されている。
〇
なお、リブマーリ内用液 10mg/mL は、例外的に、
「処方日数制限は設けない
こと」とされている(令和7年5月14日中医協了承)
。
(2)製剤上の特性
○
本剤の包装単位は、1 ボトル 30 個であり、用法・用量に従うと、用量が
40µg/kg/日の場合、12.5kg 未満の患者では14日間で1ボトルを使い切るこ
とができない。
○
製剤の特性上、専用の小分けボトルを用いることで分包処方も可能である
が、本剤の取扱い上の注意(※)として、光を避けるためボトル開封後も元
のボトルのまま保管することが推奨されており、基本的には分包化せずにボ
トルのまま処方・管理することが望ましく、また、ビルベイ顆粒の規格単位
あたりの薬価は比較的高額であることから、分包処方とした場合、医療機関
又は薬局での残薬に課題がある。
※添付文書の「20.取扱い上の注意」:光を避けるため、ボトル開封後も元のボトル
のまま保管すること。
○
本剤は希少疾病用医薬品に指定されており、非常に限られた患者数に対し
て使用される薬剤であること等から、国際的に包装単位が統一されているた
め、本邦向けに小包装化した製剤の開発が困難な状況である。
(参考)
用法及び用量:
通常、オデビキシバットとして 40μg/kg を 1 日 1 回朝食時に経口投与する。なお、効果
不十分な場合には、120μg/kg を 1 日 1 回に増量することができるが、1 日最高用量とし
2
「ビルベイ顆粒 200µg 及びビルベイ顆粒 600µg」について
(1)疾患の特性
○
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症は、乳児期に発症する遺伝性の肝内胆汁
うっ滞症である。乳児期から発症し、胆汁うっ滞により強いそう痒やそれに
伴う睡眠障害等、QOL の低下を呈し、肝不全に進行する。国内患者数は、約1
00人と推測されている。
〇
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症に対する治療薬として、本剤と同じ回腸胆
汁酸トランスポーター(IBAT)阻害剤であるリブマーリ内用液 10mg/mL が令
和7年5月に薬価収載されている。
〇
なお、リブマーリ内用液 10mg/mL は、例外的に、
「処方日数制限は設けない
こと」とされている(令和7年5月14日中医協了承)
。
(2)製剤上の特性
○
本剤の包装単位は、1 ボトル 30 個であり、用法・用量に従うと、用量が
40µg/kg/日の場合、12.5kg 未満の患者では14日間で1ボトルを使い切るこ
とができない。
○
製剤の特性上、専用の小分けボトルを用いることで分包処方も可能である
が、本剤の取扱い上の注意(※)として、光を避けるためボトル開封後も元
のボトルのまま保管することが推奨されており、基本的には分包化せずにボ
トルのまま処方・管理することが望ましく、また、ビルベイ顆粒の規格単位
あたりの薬価は比較的高額であることから、分包処方とした場合、医療機関
又は薬局での残薬に課題がある。
※添付文書の「20.取扱い上の注意」:光を避けるため、ボトル開封後も元のボトル
のまま保管すること。
○
本剤は希少疾病用医薬品に指定されており、非常に限られた患者数に対し
て使用される薬剤であること等から、国際的に包装単位が統一されているた
め、本邦向けに小包装化した製剤の開発が困難な状況である。
(参考)
用法及び用量:
通常、オデビキシバットとして 40μg/kg を 1 日 1 回朝食時に経口投与する。なお、効果
不十分な場合には、120μg/kg を 1 日 1 回に増量することができるが、1 日最高用量とし
2