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05資料2インフルエンザワクチン接種不適当者の規定見直し (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63875.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第31回 9/25)《厚生労働省》
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インフルエンザワクチン接種後の2日以内に発熱のみられた者及び全身発疹
等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者に係るエビデンスについて
インフルエンザワクチン接種後の2日以内に発熱のみられた者及び全身発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したこと
がある者に係るエビデンスについて、以下の3つの調査・分析を行った結果の概要は以下のとおりであった。
健康状況調査に基づく評価

【方法】R2-5年度の健康状況調査で得られた3,862例の報告のうち、接種後2日以内の発熱又はアレルギーを疑う症状に係る
報告を分析。
【結果】・接種後2日以内の発熱は22例(受診、入院ともに0例)、アレルギーを疑う症状は6例(受診1例・入院0例)。
・新型コロナウイルスワクチン同時接種例は11例あり、接種後2日以内の発熱は1例、アレルギーを疑う症状は0例。
副反応疑い報告に基づく評価

【方法】 ・H27-R6年度の副反応疑い報告※(企業報告1,578例・医療機関報告1,977例)のうち、インフルエンザワクチンの
接種後2日以内に発熱又はアレルギーを疑う症状に係る報告を分析。
【結果】・接種後2日以内の発熱は、企業報告131例・医療機関報告221例。接種後2日以内のアレルギーを疑う症状は、企業
報告258例、医療機関報告581例(ただし、アナフィラキシーを含む。)。
企業が医療機関から収集した情報等に基づく評価

【方法】・H27-R6年度にインフルエンザワクチン接種後※に副反応疑い報告を受けた事例のうち、過去にインフルエンザ
ワクチン接種後2日以内に発熱のみられた者、又は、全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者を
抽出して分析。
【結果】 ・過去の接種後2日以内に発熱を呈し、以降の接種で副反応疑い報告があったものが19例(重篤例が7例)、過去の接
種後2日以内にアレルギーを疑う症状を呈し、以降の接種で副反応疑い報告があったものが16例(重篤例が3例)。
・重篤例のほとんどが、治療等により軽快。
※H27-R6年度のインフルエンザワクチンの接種回数は、企業の出荷本数から推計すると、約5.8億回。
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