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参考資料3 標榜診療科名についての要望(一般社団法人日本睡眠学会 提出資料) (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62906.html |
出典情報 | 医道審議会 医道分科会 診療科名標榜部会(第6回 9/4)《厚生労働省》 |
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今回の要望書の共同提案の各学会員である精神科医、呼吸器内科医、循環器内科医、耳鼻咽喉科
医、小児科医、神経内科医などが専門医を取得して各種睡眠覚醒障害の診療と研究、普及啓発に取り
組んでおります。2023 年には日本睡眠学会指導医の制度も創設し、専門医の育成・認定と生涯教育を
通じた良質で適切な睡眠医療を提供できるよう取り組んでおります。また、睡眠障害の診療を専門としな
い一般診療科の先生方へ 2024 年 6 月には日本睡眠学会理事長のもとに「標榜科推進学術交流ワー
キンググループ」を設立し、睡眠医療を行う関連学会との学術交流を図る(共催シンポジウムや市民公
開講座企画)とともに、睡眠医療のアプローチを学ぶための講習会開催や E-learning 提供(睡眠時無
呼吸症候群や不眠症診療など睡眠障害診療の基本的なストラテジーを学び、睡眠総合専門医・睡眠専
門医療機関との連携が図れるようにする)に取り組んで参ります。また、睡眠医療の地域格差を軽減し、
人材育成のために 82 大学病院に特定地域専門医・指導医・専門施設制度を創設し、さらに、47 都道
府県に複数の睡眠専門医を育成します。かかりつけ医と連携を深めることで、睡眠障害の診断・治療の
発展に寄与したいとかんがえています。
2023.11-12 に睡眠時無呼吸症や不眠症などの睡眠障害の診療を行う民間診療施設(のべ 5245 施
設)の睡眠医療従事者に対して、睡眠学会専門医取得状況および取得希望を調査しました。(資料 3)
1202 件の回答(うち睡眠学会会員 833 件)があり、睡眠学会会員の回答者の中で専門医/専門歯科医
の資格を持っている割合が 73.1%(609/833)、専門医不在施設で専門医資格の取得を検討している
ところが 57.1%(128/224)でした。睡眠医療を担う医療機関のうち、睡眠学会会員が在籍する 73%の
施設では睡眠学会専門医が診療を担当することで知識・技術の普及が進んでおり、睡眠学会専門医が
いない施設でもその半数以上が専門医の取得を検討しており、今後標榜できる用語として「睡眠障害」
を加えることを検討する民間診療施設でも専門医の育成・認定を通じて、睡眠覚醒障害に関する幅広
い知識・技術のさらなる普及がすすむことが期待されます。
日本睡眠学会による本要望に賛同します
公益社団法人日本精神神経学会
理事長 三村
將
一般社団法人日本呼吸器学会
理事長 髙橋和久
一般社団法人日本神経学会
代表理事 西山和利
一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
一般社団法人日本循環器学会
理事長 大森孝一
代表理事 小林欣夫
公益社団法人日本小児科学会
会長 滝田順子
医、小児科医、神経内科医などが専門医を取得して各種睡眠覚醒障害の診療と研究、普及啓発に取り
組んでおります。2023 年には日本睡眠学会指導医の制度も創設し、専門医の育成・認定と生涯教育を
通じた良質で適切な睡眠医療を提供できるよう取り組んでおります。また、睡眠障害の診療を専門としな
い一般診療科の先生方へ 2024 年 6 月には日本睡眠学会理事長のもとに「標榜科推進学術交流ワー
キンググループ」を設立し、睡眠医療を行う関連学会との学術交流を図る(共催シンポジウムや市民公
開講座企画)とともに、睡眠医療のアプローチを学ぶための講習会開催や E-learning 提供(睡眠時無
呼吸症候群や不眠症診療など睡眠障害診療の基本的なストラテジーを学び、睡眠総合専門医・睡眠専
門医療機関との連携が図れるようにする)に取り組んで参ります。また、睡眠医療の地域格差を軽減し、
人材育成のために 82 大学病院に特定地域専門医・指導医・専門施設制度を創設し、さらに、47 都道
府県に複数の睡眠専門医を育成します。かかりつけ医と連携を深めることで、睡眠障害の診断・治療の
発展に寄与したいとかんがえています。
2023.11-12 に睡眠時無呼吸症や不眠症などの睡眠障害の診療を行う民間診療施設(のべ 5245 施
設)の睡眠医療従事者に対して、睡眠学会専門医取得状況および取得希望を調査しました。(資料 3)
1202 件の回答(うち睡眠学会会員 833 件)があり、睡眠学会会員の回答者の中で専門医/専門歯科医
の資格を持っている割合が 73.1%(609/833)、専門医不在施設で専門医資格の取得を検討している
ところが 57.1%(128/224)でした。睡眠医療を担う医療機関のうち、睡眠学会会員が在籍する 73%の
施設では睡眠学会専門医が診療を担当することで知識・技術の普及が進んでおり、睡眠学会専門医が
いない施設でもその半数以上が専門医の取得を検討しており、今後標榜できる用語として「睡眠障害」
を加えることを検討する民間診療施設でも専門医の育成・認定を通じて、睡眠覚醒障害に関する幅広
い知識・技術のさらなる普及がすすむことが期待されます。
日本睡眠学会による本要望に賛同します
公益社団法人日本精神神経学会
理事長 三村
將
一般社団法人日本呼吸器学会
理事長 髙橋和久
一般社団法人日本神経学会
代表理事 西山和利
一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
一般社団法人日本循環器学会
理事長 大森孝一
代表理事 小林欣夫
公益社団法人日本小児科学会
会長 滝田順子