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【資料2-1】急性呼吸器感染症(ARI)に関する特定感染症予防指針の策定について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62310.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第96回 9/3)《厚生労働省》
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( 参 考 ) 感 染 症 法 上 の 急性呼吸器感染症(ARI)に関する
特定感染症予防指針の対象疾患の感染経路等について

令和7年9月3日時点

感染経路

治療薬

予防接種

基本再生産数(R₀)※

これまで確認された
薬剤耐性

インフルエンザ

飛沫・接触

対症療法
/抗ウイルス薬

〇【B類疾病(65歳以上等)】

約1.3~1.8

オセルタミビル耐性
(H1N1等)

新型コロナウイルス
感染症

飛沫・接触

対象療法
/抗ウイルス薬

〇【B類疾病(65歳以上等)】

約8~12以上
(オミクロン株の場合)

レムデシビル・モルヌ
ピラビル耐性

RSウイルス感染症

飛沫・接触

対症療法

〇【任意接種】

約2~3



咽頭結膜熱

飛沫・接触

対症療法



約1.5~2.5



ヘルパンギーナ

飛沫・接触
・経口

対症療法



約1.5~2.5



A群溶血性レンサ球
菌咽頭炎

飛沫・接触

対症療法
/抗菌薬



約2~3

マクロライド耐性

百日咳

飛沫・接触

抗菌薬

〇【A類疾病】

約12~17

マクロライド耐性

クラミジア肺炎

飛沫

対症療法
/抗菌薬



不明

テトラサイクリン・マ
クロライド耐性

マイコプラズマ肺炎

飛沫・接触

対症療法
/抗菌薬



約1.7~2.5

マクロライド耐性株

レジオネラ症

エアロゾル感染

対症療法
/抗菌薬



不明

キノロン耐性

オウム病

経口

対症療法
/抗菌薬



不明

テトラサイクリン耐性

その他呼吸器感染症
(ウイルス)











その他呼吸器感染症
(細菌、真菌)





例:肺炎球菌【小児:A類疾病
高齢者:B類疾病】







R₀とは、“まだ誰もその免疫を持っていない集団の中で、1人の感染者が次に平均で何人にうつすか”を表す指標である。実際の感染拡大には、実効再生産数
(Rₜ)の考慮が必要だが、ワクチン接種や感染対策の影響を受けて変動する。

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