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資料3-1 中長期の経済財政に関する試算(2025年8月)のポイント(内閣府) (4 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0807agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第10回 8/7)《内閣府》
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国・地方のPBの動向


2025年1月試算における国・地方のPBは、2025年度は4.5兆円の赤字、2026年度は2.2兆円の黒字(成長移行ケー
ス)との見込みであった。



2025年度のPBは、2025年1月試算と比べると、基調的な税収増等により改善し、3.2兆円の赤字の見込み。2025年
度のPBの水準は、PB目標を掲げた2001年度以降で最も赤字幅が縮小する見通し。



2026年度のPBも、2025年1月試算と比べると、基調的な税収増等により改善し、黒字額は3.6兆円に拡大すること
が見込まれる。
<図2:国・地方のPBの長期推移>

<図1:2025年度・2026年度における国・地方のPBの変化要因>
(兆円程度)

収支への影響(要因)
2025年1月試算(成長移行ケース)

2025年度

2026年度

▲4.5

+2.2

(歳入面の要因)
・基調的な税収増の想定

+1.6

2

過去投影ケース

+1.6
-2

▲0.4

-4

・国土強靱化の取組推進による歳出増

▲1.0

・2026年度物価上昇率低下による歳出減

+0.1

・2026年度予算における歳出効率化の想定

+0.7

2025年8月試算

成長移行ケース

PB目標を設定
(2001年度)

0

(歳出面の要因)
・2024年度決算における繰越等の影響

(対GDP比、%)

4

▲3.2

2025年度
▲0.5%(▲3.2兆円)

-6

2007年度 ▲1.3%(▲6.8兆円)
2001年度以降の実績で
最小の赤字幅

-8

+3.6
-10
1990

95

2000

05

10

15

20

25

30

34

(年度)
(備考)1.内閣府「国民経済計算」、「中長期の経済財政に関する試算」(2025年8月)により作成(復旧・復興対策、GX対策及びAI・半導体支援の経費及び財源の金額を除いたベース)。
2.図1に示したPBは、現時点で入手可能なデータをもとに試算したものであり、今後、2025年度決算等における税収の変化や不用・繰越の発生等を反映することにより変動することが見込まれる。このた
め、中長期試算における想定も含め、相当な幅をもって理解される必要がある。また、表章単位以下の位で四捨五入しているため、要因の合計とPB改善幅は必ずしも一致しない。
3.図2は、1990~1993年度のPBは旧基準(93SNAベース)。2024年度以降は試算値。

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